「やりたいことがみつからない」にもう悩まない!「ありたい姿」を軸に幸せなキャリア選択を

自己分析

「やりたいことがみつからない」にもう悩まない!「ありたい姿」を軸に幸せなキャリア選択を

こんにちは。キャリアアドバイザーの清水です。

いよいよ、2022年がスタートしましたね。
新年を迎えて「今年は就活しよう!」と新たな決意した人もいるのではないかと思います。

そこで就活の準備として、真っ先にとりかかりたいのが「自己分析」です。
自己分析ができていると就活もスムーズにすすむのですが、苦手意識を感じている人が結構多いかもしれません。
「いざ就活しようと決意したものの、本当にやりたいことが何なのかわからない、、」
と悩みを持つ人は沢山いるのではないでしょうか。

今回はそんな思いを抱えているあなたへ「やりたいことなんて必要ない!」をテーマに
自己分析において大切な考え方をお伝えします!

■やりたいことがなくてモヤモヤする。こんな気持ちになるのはどうして?

「やりたいことが見つからなくてどうしたらいいかわからない、、」
「今の状況を変えたい気持ちはあるけど、あれ?私って何がしたいんだっけ?、、」
あなたはこんなことを思いながら、負のループをぐるぐる回っていませんか?

YouTubeやTwitterで見かける、やりたいことで成功しているキラキラした同世代たちと比べて、
「こんな自分はだめだ、、」と焦りを感じている人も少なくないはず。
実際にキャリア相談の中でも「やりたいことは特に決まってないんです、、」という声が圧倒的に多いんです。

ですが、そもそも「やりたいこと」って全員が持っていなければいけないのでしょうか?
やりたいことが見つかればそのモヤモヤした気持ちや違和感は解消するのでしょうか?

答えは「NO」です。「やりたいこと」がみつかれば幸せなキャリアを築けるとは言い切れません。
実は、ほとんどの人にとって「やりたいこと」なんてなくてもいいんです。

あなたがモヤモヤした気持ちになってしまうのは、「やりたいことが見つからない」からではなく、
本当はもっと別の原因があるんです。

■やりたいことが見つからない人に知ってほしい「2つのタイプ」

多くの人は「To Do型」と「Being型」2種類のタイプに分かれると言われています。

  • To Do型・・・何が何でも成し遂げたい明確な目標のために行動する人
  • Being型・・・「どんな人でいたいか」「どんな状態でありたいか」を重視する人

To Do型の人たちには、「新しいサービスを世の中に広めたい」「起業して会社を大きく成長させたい」という目標や夢があります。
よくテレビで見かけるような起業家はまさにこのタイプに当てはまりますね。

一方で、Being型の人にとっては「ライフワークバランスを大事にしたい」「切磋琢磨できる仲間と協力して働きたい」のように自らの状態や環境が重要です。
あなたは自分がどちらのタイプだと思いますか?

■モヤモヤしているあなたは「Being型」です

実は99%の人が、どのような状態でありたいかを大切にする「Being型」に当てはまると言われています。
そしてもう気づいているかもしれませんが、おそらくモヤモヤを感じているあなたはBeing型でしょう。

これまで成功しているTo Do型を参考にして「やりたいことを探さなきゃ」と必死になっていたかもしれません。
ですが、たった1%であるTo Do型の人たちと自分を比較しても遠回りになってしまいます。

それは、To Do型とBeing型では幸せを感じる瞬間が違うからです。
To Do型の人はやりたいことに没頭することで充実感を感じます。

一方で、Being型の人は「やりたいこと」を見つけたとしても、
そのやりたいことに没頭すれば幸せを感じれるとは言いきれません。
「やりたいことやってるはずのになんか違う、、」という状態になりかねないということです。

Being型の人にとっては「やりたいこと」があってもなくても、自分が心地よい状態でいることが一番。
あなたのモヤモヤを解決するために必要なことは、「やりたいこと」を探すのはやめて、
あなたの理想とする「ありたい姿」に近づくことです。

■Being型のキャリアの向き合い方とは

ではどうすれば「ありたい姿」の自分になれるのでしょうか。
もし、「あなたの理想とする自分はどのような姿ですか?」と質問されたら、
具体的に答えることはできますか?
いざ言葉にするとなると、なかなか難しいですよね。
ですが、Being型のあなたにとって「どうありたいか」を言語化することが大切な第一歩といえます。
うまく言葉にできない人は、以下のような質問を自分に投げかけてみましょう!

1. 憧れの人は誰?
 →どうして?どんなところが素敵?なんでそう思った?
 ※もし憧れの人が思い浮かばなければ「こうはなりたくない人」を反面教師にするのもOK

2. これまでの人生で幸せを感じたのは?
 →いつ?誰といた?何があった?どうして幸せだった?

3. これまでの人生で悲しかったことは?
 →いつ?誰といた?何があった?どうしてた悲しかった?

このように、自分の感情がどんな時に揺れ動くのか深堀してみることで
「理想の自分」がより鮮明にイメージできるでしょう。
そして、ありたい姿に忠実な選択をすることで幸せなキャリアをつかむことができるはずです。

■自己完結せず誰かに相談しよう

ここまでで、自分がどのタイプで何に幸せを感じるのか、少しずつ見えてきたかと思います。

「でもまだ具体的に言葉にできなくて、自身がない、」
「理想の自分はイメージできるけど、転職先を見つけられるか不安、、」
という方は一度、キャリアアドバイザーにお話しを聞かせてください。
一人で悩み続けるよりも、第三者に相談することで新しい自分を見つけるきっかけになります。

◇◆キャリア相談会のご予約はこちらから◆◇

あなたとの素敵な出会いを楽しみにおまちしています♪

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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