学生から社会人になる、ということ

自己分析

学生から社会人になる、ということ

青葉の匂いがどこからともなく漂ってきて、
少しずつ暑さを感じる日も増えてきた今日この頃、
あっという間に過ぎ去ったこの1か月のことを振り返ると、
大きな心境の変化がありました。

ベンチャーという荒波に飛び込み、
日々その変化の速さに驚きつつも必死にしがみつき、
その中で気づきや発見も多くありました。

今回の記事では、何の変哲もない学生だった当時の自分から
社会人という肩書に変わった自分の行動、心境の変化について
書かせていただきます!

学生の頃の心境

私自身にとって、社会人はまだまだ遠い世界のものだと考えていました。

自分が社会に出て働くイメージというものは、一切持っていなかったですし、
想像もできなかったからです。

社会人になる前日にも気持ち的には、実感はありませんでした。

コロナの影響もあったと思います。
本来なら4月1日から始まる社会人生活が、先延ばしになり、
誰もが少し身構える3月31日を経験しなかったからです。

ただ、実感は湧かなかったものの
学生が終わって社会人になりたくない
という感情もありませんでした。

どちらかといえば、大人の仲間入りになれるという
ふわふわしている状態の気持ちで社会人が始まりました。

そんな、どこにでもいるような大学生だった私も、社会人という波にさらわれる中で、
それは遠い存在のことではなく、「イマ・ココ」にあるものへと変化していきました。

社会人になっての気づき

まだまだ、なりたて社会人である私にも、すでに数えきれないほどの学びがありました。
その中でも特に学生時代との変化を痛烈に感じたものをご紹介していきます。

知識を増やすべき

今までは本などを読んでいても
わからない言葉があった場合
曖昧なままで本を読み進めていたりしていました。

しかし、分からないものをわからないで終わらせるのではなく、
自分で調べて解決させることの重要性に気づきました。

そうすることにより自身の中での知識が増えて、
分からないことが減るという考え方に変わったからです。

大学生までであれば、本を読んでいる、あらすじがわかっているだけでも
何とかなることがほとんどでしたが、
社会人の知識の習得は「わからないことを減らす=課題を解決する」ことによって価値があるのだということを実感しました。

スピード感がすごい

「めったなことでは人に負けない」
という考えを学生時代から抱いてました。

そのため、正直、
「社会人になっても、すぐに先輩に勝てる!」
と思ってましたし、
そこには根拠のない謎の自信さえありましたね。

しかし、実際に仕事を始めると、恐ろしいほど負けの連続・・・。

自分が一日で終わらせる仕事の、
何倍もの量の仕事を先輩がおこなっており、
自分にはまだまだ実力が足りていないということを痛感させられました。

このままではいけないと思い、
「業務の速さを生み出している一番大きな要因は何か」
といろいろ分析してみようと思ったんです。

そこで見て取れたのが、圧倒的なレスポンスの速さ。

「まずはできるところから」
と言う考えから、
今はとにかくレスポンスだけは早くしようと心がけています。

社会人になっての心境の変化

➀時間は有限。効率化しないとすぐに過ぎ去る。

学生のうちは時間があるので、
自由に自分のやりたいタイミングで、
思いついた、好きなことをしていました。
だからこそ、時間がこんなにもすぐに過ぎ去るなんて思いもしませんでした。

社会人になってから、朝から晩まで自分のやるべきことがあるので、
限られた時間をどのように使うかという考え方になったことが、
自身の中では一番の変化です。

もちろん仕事だけでなく、自分がやりたいことに時間を割くためには、
どの時間にどのようなことをするべきかということも考えなければ、
一日の時間のほぼ全てを仕事のことで頭がいっぱいのまま終わってしまうということもあります。

②自分の将来や未来から今の仕事や行動を考える

学生の頃に働くイメージを明確に持っている人は少ないですよね?
私もその一人で、働くことその先にある自分の「未来」というものについて考える時間がとても少なかったです。

社会人になり、これまで知らなかった世界が広がり、多くの熱量を持った人に出会う中で、自分はどう考えるのか、どうしたいのか、どうなりたいのかということでの自問自答が増え、その結果として将来についてのイメージを膨らませることが出来るようになりました。

また、自分の将来のイメージを少しずつ明確にしていく中で、
今目の前にある仕事の意味についても考えるようになり、
一つ一つの仕事が自分の未来や社会にどう影響を与えるのかというところまで考えて動けるようになりました。

③目をそらしていい問題なんてない。できないなら人を頼る。

学生の頃は、分からない事、曖昧な事に対して目を背けていても、
自然と解決することや、誰かが手を差し伸べてくれることが多くありました。

しかし社会人になり、わからないことを放置してしまうと、
完全に現状から取り残されてしまい先に全く進めなくなります。

そのため、分からない事、曖昧な事があった場合に
まず自分で調べ、どこが、どのようにわからないのかを明確にし、
先輩を迷わず頼りにするということで、自分から課題を解決していくことが求められます。

これまで、人に頼ることが苦手であったり、恥ずかしいという感情をもっていたのですが、そんな小さなプライドを持っていても仕事は出来るようにならないし、成果も出ません。

頼ることが苦手な人ほど、聞きすぎなくらい先輩に頼りましょう。

まとめ

今回は就職してからの心境の変化について書かせていただきました!

社会人なりたてではあるものの、
書き出してみるとこんなにも多くの気付きがあります。

学生時代にはここまで考えて生活することはありませんが、
こんなにも短い期間で、多くの学びが得られる環境こそが
社会人の楽しいところ、ベンチャーの面白いところなので、
これからも得たこと・気づいたことを発信していきます!

この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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