立教大学 社会学部 水野 絵里香
就活の軸
経営を近くで学び、若くして多くのことに挑戦したい、と考えていたため、ベンチャー企業に絞るというのは非常に早かったです。
自分のキャリアを逆算したときに、様々なライフステージの変化が女性には存在するため、早め早めに学び、挑戦するという視点に立った時に、軸の設定にはそこまで苦労はしませんでした。
そのため、通常の就職活動でよく見られている会社基盤の安定性や福利厚生についてはあまり考えず、経営者との距離の近さやチャレンジへの許容といったものの方が遥かに重要なポイントになっています。
また、所謂大手企業にあまり向いていないのではないか、ということを早い段階から考えていたため、小さな組織でより自分自身の責任感を感じられるところの方が、エネルギーを多く燃やすことが出来るという感覚もあります。
一方で少数精鋭だからこそ、チームとしてのコミュニケーションにはかなり関心があり、チームワークで大きな成果を残すという視点を持っている企業で働きたいという想いも持っています。
さらに、ベンチャー企業といってもあまりにも数が多すぎるためCheerCareerなどスカウトをいただけるサイトをベースに、スカウトから企業を見ていくという形で就職活動を行っていました。
社会に出ていない自分の判断よりも、プロから見て「こういうところが向いている」と思われたところで話を聞いた方が、入社後のマッチ率も確かだと考えたためです。
そのうえで自分というものを知っていただき、晴れて両想いになるというのが私の中での就職活動の納得する進め方でした。
就活スケジュール
1. 去年(2019年)7月から観光業界のインターン初参加する。
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2. ベンチャー企業に軸を絞り、9月、10月は業界研究を行う。
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3. 12月人材業界に絞り、2020年1月にかけて説明会に50社参加。
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4. 1月選考を進めつつ、自己分析には時間を割かず、選考経験を通して研磨。
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5. 3月~4月選考を進め、人材業界の中でも企業と自分の適性を明確化。
将来どうなりたいか
正直なところ、まだあまり定まってはいません。
将来というものも、結果的に進んだ企業によっても大きく変わると考えているためです。
そのため、大枠として「早くから経営を理解したい」というものはあれど、その中身についての詳細はキャリアを詰む中で考えていきたいと思います。
そのためにも、選考の中で「自分の将来像を明確化出来そうか」というところも一つの判断軸としながら選考を進めていました。
一方で、どこに進むことになったとしても、人としての信頼は欠かせない要素だと思っているので、ビジネスパーソンとして信頼できる存在にはなりたいです。
自分が誠実であり続けるためにも、真の実力をつけていき、自信を持つことも必須でしょう。
そのためには、仕事を通じての成長は欠かせない視点になってきますね。
どんなに難しいと感じることでも逃げずに新しいことにもどんどん挑戦していきたいですし、ベンチャーらしいキャリアの楽しみ方を存分に味わいたいです。
貪欲に日々を楽しみ、力をつけていけば、必ず次の道は見えてくると思うので。
目に見える形での成果を上げ続け、賞賛や信頼を得ることで、自分の役割を探していく。それが自分のファーストキャリアの答えです。