環太平洋大学 経営学部 田端 拓未
大学時代について
僕の大学生活はビジコンやプレゼンコンテスト中心の生活でした。
これだけ言うと、もの凄く意欲的で情熱に溢れた学生という感じなのですが、そもそもプレゼンやビジコンに挑戦しようと思ったきっかけは「友達が欲しい」からだったんですよね。
和歌山の田舎町で生まれ育ち、小学校になじめなかったせいで9年間友達はゼロ人でした。
当時から経営者やビジネスで活躍している人に憧れがあって、「将来は経営者になる」と言ったらなんとなく冷笑されて遠巻きに見られてしまって。
高校もかなり偏差値の低い公立だったので、自分の人生に対しての希望もあまり持っていなかったのですが、今の大学のオープンキャンパスで「下剋上」をテーマに学生向け講義があり、ここで逆転してやろうと入学しました。
また、大学では「夢・挑戦・達成」を掲げており、これまでの自分では「夢」で終わっていたことを達成させたい、そのための挑戦の場が欲しいと思ったことも大学を選んだ理由です。
大学生活では仲間にも恵まれ、自分の過去を乗り越えて、プレゼンコンテストやビジコンでも優勝などの成果を収めることが出来ました。
自分を変えることが出来た場所、として大学生活は人生の中で重要な起点として支えになっています。
就活スケジュール
1. 昨年(2019年)8月に3社の2daysインターンに初参加
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2. 3年の9〜10月にインターン先の選考を進めながら学内のセミナーで自己分析や業界研究に注力する。
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3. 3年の2月から本格的に就活始動。広告からCheerCareerに出会い、ベンチャー企業を視野に入れる。
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4. 3年の3月の説明会を約30社ほど受け、5月に内定をもらう。
就活の軸
就職活動の軸は「どこよりも自己成長に向き合える場所」です。
大学生活をきっかけに人生が変わったからこそ、この変化をもう元には戻したくありません。
そのため、もっとアグレッシブにもっと自分が成長できる環境にとことんコミットしていきたいと考えています。
また、そのために大手かベンチャーかよりも、自分が成長するための壁がたくさんあるか、共に乗り越えるために奮起できる仲間がいるかという点を重視していました。
「人」で苦労してきた自分だからこそ、「人」との関わりを大切に、またそこで生まれるパワーを強く信じています。
特に「仕事に対してポジティブなエネルギーを持つ人が多いか」という点は、共に働く仲間を考えるときに欠かせません。
まだまだどうしてもネガティブな印象の強い日本社会で、少しでも仕事にポジティブな大人の姿を見せられるかということは重視しています。
成長を重ねることで出来ることを増やせる。そうしてつけた力を還元できるように、企業としても「還元」のメッセージがあるところに惹かれますね。
将来どうなりたいか
本気で日本の仕組みを変えていきたいと考えています。
今の日本社会では、一度レールから外れるとどうしても戻ってくることは難しく、大きなことをしようと思うとそのほとんどがエリートとして育ち、所謂高学歴と呼ばれる有名大学の人たちが動かすことがほとんどです。
ただ、生まれた場所やタイミングで発生する有利不利を覆すことはほとんどなく、多くの人が「今のルールの中でも上に行く人もいるのだから」と目を背ける問題が多くあると思います。
自分のように「下剋上」で少しずつ這い上がってきた人間には失うものが無いので、次の「不」を生まないためにそこに人生を懸けても良いと思っています。その方法が大きな企業の中で動かすことでも、自分が一からビジネスを立ち上げるでも、手法にはこだわりません。
大きなことを言うからにはまずは自分の結果も大きく出し、それを全て社会構造の変化のために使うような、そんなワクワクする人生を送りたいですね。