昭和女子大学 生活科学部 岡村 広美
大学時代について
今の大学に進んだ背景としては、中高時代の剣道部での経験から、食事が与えるコンディションへの影響というものを勉強したくて入学しました。
栄養学を学ぶ学部のため、同級生の多くは食品メーカーを第一志望に見ている人が多く、個人的には「学問を学ぶ場所」と「社会人として仕事をする場所」への関連性は必ずしもなくていいと考えていたため、そういった流れるように進路を決めることが疑問でした。
大学生活自体は、中高と同様にやるからには一番と決め、中高6年間と同様に成績で1位を取り、同時に農業体験を行うサークルや、高1までのバレエの経験からダンススクールに通ったりと一つ一つに真剣に取り組む生活を送っていました。
現在でもゼミの企業との産学連携プログラムで、私鉄とコラボして街歩きの人を増やすための企画を考えたり、考えていることが正しいのか検証するためのデータ分析を行っています。
就職活動での面接でも「真面目な大学生活だったんだね」と評されることが多いのですが、真面目で真剣だからこそ充実してきたと自分の生活に誇りを持っていますし、社会人になってもそれは変わらずでいたいですね。
就活スケジュール
・大学2年生の夏にスポーツ分野の企業のインターンに参加。
▼
・大学3年生の夏に5社のインターンに参加。幅広く業界を研究する。
▼
・秋から冬にかけて改めて自己分析、業界研究を進める。
▼
・大学3年の1〜2月にITベンチャーに興味を抱き、説明会に毎日約2社のペースで参加する。
▼
・大学4年の6月、Webアプリの企業に絞り内定、最終選考結果待ち複数
就活の軸
「生活者のストレスを与えず、便利にするもの」
これが最終的な就職活動での軸になっています。
元々は大手ナビサイトで広く見ていたのですが、自分の可能性を狭めないようにとベンチャー企業の研究も進めていきました。
その時にCheerCareerさんで求人を見ていく中で、社長の想いが書かれいることが自分の中にストンと落ちてくるものがありました。
恐らく、「経営者の声」が届く範囲で仕事が出来るという環境に対して、自分が働く場所に求めていることが合致したのだと思います。
また、そこから業界を絞るときに同居している祖父母のことを思い出し、生活している人に寄り添ったサービスを提供していたい、それは次の時代をちょっと便利にするようなそんなサービスに関わることなのではないか、と考えました。
そうしたときに、新しいWebアプリの開発に関わることや、ECサービスに関するものなど、生活の手の届く範囲が少しだけ広がりを見せるような事業が、自分の中で大切にする「生活者のストレスを与えず、便利にする」ということだと至り、軸として定めています。
将来どうなりたいか
「生活に彩りを加えるものを生み出していくこと」
人が毎日生きていく中で、家庭の中での関係性はもの凄く大切だと思います。
それは自分が両祖父母と暮らす中で、丁寧な暮らしとコミュニケーションを見て育ってきた部分が大きいでしょう。
ただ、そのためには時代の変化に敏感に対応し、より便利に、心が豊かになるようにサービスを生み出し続けていくことが必要ですし、「ちょっとあったらいいな」が積み重なった未来だと幸せな人が増えるのではないでしょうか。
そういった「ちょっとあったらいいな」を積み重ねるためにはまずは自分自身が信頼を得なければいけないですし、
それは例えば会社の売り上げ目標より高い目標を自分に課して達成することを繰り返すということを心がけていきたいですね。