INTRODUCT

今回は、巨大市場のデジタルマーケティングの部門で大活躍している株式会社ワンスターの千葉裕介代表取締役にお話をしていただきます。
この記事では、
「株式会社ワンスターの設立秘話」
「会社理念と組織作り」
「マーケターを目指す新卒の方へのメッセージ」
という3つの点を実際に活躍している千葉社長の経験談を元にお届けいたします。
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1.株式会社ワンスターの設立秘話

平塚ひかる平塚
ワンスターではどんな事業をしていますか?
千葉裕介千葉
わかりやすく言うとインターネット広告代理店をしています。
一般的なインターネット広告代理店との違いは、2つあります。
1つ目は、サービスを提供する顧客を戦略的に絞っている点で、
D2Cとかサブスクリプションコマースと言うお客さんに絞っている点です。
2つ目は、サービスを広く展開している点です。
事業計画をお客様と一緒に計画したり、
Webマーケティングの領域を総合的に支援しています。
平塚ひかる平塚
新卒で入った会社を2年目でやめてワンスターを起業したとお聞きしましたが、
まず前職であるファインドスターへの入社までの話を聞かせてください。
千葉裕介千葉
もともと起業したいというよりは、経営者になりたいという思いがあり、
就職活動をしていました。僕が就活していた時期は、ベンチャー企業がブームでした。

その頃は、指示されたことをこなすことが仕事だと思っていたが、
ベンチャー企業では指示されたことに加え、自分で考えて仕事をしなければならない。
そういう働き方に憧れて将来的に経営者になることを目指して就職活動をしていました。
平塚ひかる平塚
就活の中で見つけたのがファインドスターだったのですか?
千葉裕介千葉
見つけたというわけではないが、人数が100人以下の会社を探して、
見つかった会社がファインドスターでした。
非常に面白そうと言うのが第一印象でしたね。
平塚ひかる平塚
チアキャリアでは、小さい会社に入ってそこで色々なことを経験した後に、
企業家・事業家になりたいという学生は多いので、ロールモデルですね。
ファインドスターではどういう感じでしたか?
千葉裕介千葉
入社して、メディアと営業の2つの選択肢があり、営業がやりたいと思ってたんですが、
メディアに配属になってしまい、社長と話をしたらメディアで結果を出したら、
営業にしてくれると言われ、最初はメディアで頑張っていました。
結果を出し、半年後には営業に異動し、2年目ではチームリーダーになりましたね。

1.1 チームリーダーから子会社の立ち上げまで

平塚ひかる平塚
なんでチームリーダーから子会社の立ち上げに関わったんですか?
千葉裕介千葉
僕は元々経営者になりたくて入社したが、
入社後はカフェのオーナーになりたくなってきたんですよ。
ファインドスターの事業ではカフェのオーナーになるということには繋がらないため、
一度会社をやめてカフェで働きました。

その後色々とあってファインドスターのグループ会社の、
いまのワンスターの立ち上げに関わることになりました。
平塚ひかる平塚
もしかしたら、カフェのオーナーになっていた可能性は十分ありますね
千葉裕介千葉
全くないわけではないですけど、やりながら「ちょっと違うのかもなー」と思ったため、 多分それはないかと思います。
平塚ひかる平塚
その行動力が凄いですね。2年目でチームリーダーになったのに、 カフェで働くというのはとんでもない行動力ですよね?
千葉裕介千葉
そうですね。当時何も考えていなかったのもあったのですが、
むしろちょっと反省している部分はあります。
「行動する」のは素晴らしいとは思いますが、
当時の僕はどっちかというと環境を変えたら、ビジョンを描けると思っていました。

環境に逃げていたと思っています。
本当にそれがやりたいのであれば、ファインドスターで働きながら、

・どういうカフェ作るのか
・どれくらいお金がかかるのか
・それをどうやって貯めるのか

などの計画を立てることができたと今は思います。
実際に、すぐにやめたことから、そんなに本気ではなかったと思ったし、
環境に逃げていた自分に反省するところもあります。
もちろん行動してよかったとは思いますが。
平塚ひかる平塚
なるほど。実際にカフェをやって会社に戻れるという選択肢があるのも凄いですよね?
それくらい重宝されてたんですか?
千葉裕介千葉
うちのグループはそういう人への許容度が比較的高いと思います。
変なやめ方してたらダメだと思いますが、定期的に社長と話をする機会もあり、
ワンスターを立ち上げるという話を聞き、ワンスターの代表になる人が、
自分の元上司だったこともあり、会社に戻ることを決意しました。

1.2 会社設立後の苦悩

平塚ひかる平塚
タイミングもよかったんですね。
実際に24歳で会社を設立した時はどうでしたか?
千葉裕介千葉
大変でした。その当時は何も考えずに行動してしまうということが多くて、
当時の新しい会社の代表もそういう傾向があり、会社を立ち上げてから、
方向性を決めたので、最初は全然うまく行きませんでした。
設立後の半年間は無給だったので、そのころは結構きつかったですね。
平塚ひかる平塚
一般的には起業や経営は、憧れるというプラスの面のイメージが多いと思うのですが、
そういうリアルな話はあまり聞いたことない人が多いと思います。
起業後の会社の方針についてはどうやって決めたのですか?
千葉裕介千葉
もともと、代表(元上司)と通販支援を一緒にやっていたので、
そういうビジネスができるのではないかということで、構想し始めたという感じですね。
平塚ひかる平塚
そこから業態変更を何回かしていると思いますが、どういう流れで変わったのですか?
千葉裕介千葉
通販の中の1つで、化粧品を扱っていたのですが、
通販ってすごくお金がかかるビジネスなんですよね。

①商品を作る
②webサイトを作る
③広告を出して商品買ってもらう

当時は、資本金が500万円しかなかったので、
全然お金も足りない状態でビジネスをしており、
あと一ヶ月くらいこのビジネスやっていたら潰れてしまう状態でした。

しかしながら、自分たちで通販をやっていたので、
通販の企業がどういう課題を抱えているのかというのを理解しており、
広告に関する課題が非常に多いという点からこれを解決できるようなサービスを作り、
営業するという業態変更をしました。
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1.3 その後と今後

平塚ひかる平塚
黒字になるまでに1年くらいかかっていますが、
その期間にやめちゃう人もいるじゃないですか?何が原動力になっていましたか?
千葉裕介千葉
1人じゃなかったというのが大きいですね。
1人だと、なんのためにやっているのか分からなくなってしまうが、
会社には2人いたし、ファインドスターの同期の期待に応えなければならない、
と思ってましたね。
平塚ひかる平塚
そうなんですね。ちなみに今後のビジョンは考えていますか?
千葉裕介千葉
長期ビジョンは、
会社の成長に合わせて世の中の課題を解決できるサービスを作り、
それを伸ばすこと
ですね。

短期のビジョンは今の事業を伸ばすことですね。
ベンチャー企業はリソースが少ないので、選択と集中が大事だと思うので、
伸びるところを伸ばすのが大事だと思います。
今後の5年間は、自分たちの事業を伸ばして行きたいと思います。
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2.理念と組織作り

2.1 成功する会社と活躍できる社員

平塚ひかる平塚
0から会社を成功させる秘訣はなんだと思いますか?
千葉裕介千葉
情熱ですね。計画を立てるのは大事だと思うが、
その通りに行かない時に修正し続けるのは非常に大変なので、情熱がないと続きません。

ある程度大きくなると、何が大事なのかというポイントを押さえるのは大事ですね。
広告代理業だと大きくなる会社とそうでない会社の違いは、
「組織づくり」だと思います。


組織が大きくならないと事業が大きくならないビジネスモデルなので、
組織作りができるかどうかが大事ですね。
ある程度大きくなってからは、僕は組織作りに重きを置くようになりました。
平塚ひかる平塚
社員数が何人くらいから組織作りに重きを置くようになったのですか?
千葉裕介千葉
30人くらいですが、タイミングは大事だと思います。
少ない人数の時は勢いでどうにかなるのですが、
それ以降はやはり勢いでは厳しいという話を聞いたことがあり、
その通りだと僕も思います。先人から学ぶというのは大事ですね。
平塚ひかる平塚
活躍している社員に共通する部分はどこがありますか?
千葉裕介千葉
理念以外だと、最初のスタートダッシュが早い人は行動量が多く成長が早いと思います。
最初はみんな未経験なので、質をと言われても無理なので、
最初の半年は行動量の差が成長の差になりますね。

行動量の多い人がどういう人かというと、
素直で早く行動して仕事が好きな人だと思います。
素直で早く行動すると成長スピードが半年で全然違いますね。
あと仕事が好きだと行動量が増えるので。

2.2 新卒の採用について

平塚ひかる平塚
やっぱり採用する時にも理念は一番大事ですか?
千葉裕介千葉
スキルマッチやビジョンリンクも見ていますが、スキルは入社後伸ばすことができるので、採用段階では価値観を最重要視しています。
平塚ひかる平塚
価値観が一致しているかは選考の中ではどのように見てるのですか?
千葉裕介千葉
難しいですが、過去の体験とかこれから何をしていきたいとかで、
あっているかどうかを見てますね。
平塚ひかる平塚
説明会とかで求める人物像はどのような人かと聞かれたらどう答えますか?
千葉裕介千葉
まず一つは、理念共感です。
僕たちの場合は基本的価値観に
「信頼・開拓者精神・win-win・成長志向」という4つがあり、
「仕事を通じて社会貢献を」という部分が大事と話しています。

また、「会社を一緒に作って行く」という気概があるかどうかというのも大事ですね。
まだ100人くらいの会社なので、ある環境の中で何かやるというよりも、
一緒に課題を乗り越える人材を求めています。

加えて、自分が尊敬できる人を採用するようにしています。
どこかに自分よりも光るものがある人を採用してますね。
凄いな〜と思える点がある人ですかね。
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3.マーケターを目指す新卒の方へのメッセージ

平塚ひかる平塚
一流のマーケターになるのに必要なことはなんだと思いますか?
千葉裕介千葉
のめり込める力と冷静に物事を判断できる力の2つの軸が大事だと思います。
マーケティングする上では、ユーザと商品の理解が大事で、表面的な理解ではなく、
のめり込む必要があります。

一方で、熱狂すればするほど点の部分しか見えなくなってしまうので、
冷静な判断も大事ですね。

この両軸がしっかりしているのは、成功しているマーケターの特徴だと思います。
のめり込める能力は教えられないものですが、
過去に何かにのめり込んだことがある人の方がそういうことはしやすいと思います。
平塚ひかる平塚
伸びている会社の見極めポイントを教えてください。
千葉裕介千葉
取引相手企業との取引年数の長さは大事だと思います。
短期で終わってしまうと、新しいお客さんを見つける必要があるので、
このようなビジネスモデルは厳しくなりますね。

長いということはその分サービスもいいということですね。
学生だと社員の仲の良さという点に目が行きがちですが、
それよりも経営陣が仲いいのかは大事だと思います。

仲がいいと言うより信頼関係があるのかというのが大事で、
こういう会社の方が伸びる感じがしますね。
平塚ひかる平塚
それってどうやって見極めればいいですか?
千葉裕介千葉
役員面接で聞くしかないですかね。
役員のひとりに他の人のいいところを聞いて見るとか面白いかもしれません。
平塚ひかる平塚
最後に就活生へのメッセージ・アドバイスをお願いします。
千葉裕介千葉
良い会社の定義は人それぞれ違うと思うので、
自分にとって良い会社を見つけて入ったらいいかと思いますね。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は株式会社ワンスターの千葉裕介代表取締役に『株式会社ワンスターの設立秘話』、『会社理念と組織作り』、『マーケターを目指す新卒の方へのメッセージ』など、
詳しくインタビューさせていただきました。

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