平成18年3月、私渋谷はサンズを設立しました。私が26歳の時です。
その頃の私は、自分の力を試したい、お金が欲しい、
誰からも認められたいという気持ちで仕事を行っていて、
結果的に自分の欲のために時間を使っていました。
そして30歳になった頃、ふと自分の中で脱力感が生まれ、
この気持ちは何だろう?と考えさせられる日々が続きました。
その一方で何とかしなければいけないと、色々な本を読み、
セミナーや合宿にも参加し、積極的に様々な人と会話をするようになりました。
その結果、自分なりに気付いたのが「幸せを感じている人の定義」です。
幸せを感じている人は、自分の幸せや欲の事ばかり考えて行動しているのではなく、
「他人の幸せとは何か?」
と常に他人の事を考えながら行動している人が
結果的に幸せになっているという事に気付きました。
なぜ自分はこの仕事を頑張ってこれたのかと振り返ってみると、
サンズの仲間達や協力会社の方々、
そして沢山のお客様の笑顔がそこにあったからなのだと思います。
そして、自分一人では何も出来ていなかった。
私やサンズに関わる全ての人に支えられてきたという事を強く感じ、
自分なりの結論がでました。
結局は仕事も人生も「人ありき、心ありき」なんだと。
それからというもの自分の中にあった脱力感も無くなり、
一人でも多くの人を幸せ(笑顔)にしたいという気持ちで日々仕事に取り組む様になりました。
そして、自分が何のために頑張っているのか、サンズが何のために存在しているのか、
サンズは何を目指しているのかという私なりの答えとして
「すべては笑顔のために」というスローガンを定めたのです。
「メンバーが自分でチャンスを掴み取り、夢を自由に叶えられる組織でありたい」
私は毎日、そう強く思いながら会社を経営しています。
そして、サンズの社員や出会った人たちみんなに、
「サンズに入って良かった」「渋谷真一に出会えて良かった」
心からそんな風に思ってもらえるように生きていく。
これが、私の信念です。
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