父親の仕事の都合で日本と中国を行き来する生活をしていた幼少期。
バブル景気真っただ中の日本は経済の絶頂期を迎えており、
圧倒的先進国でした。
しかし、石川が大人になるころには、
日本はGDP世界2位の座から転落し、
海外の人々から「昔はすごかったけどね」と言われる国になっていました。
石川は、「経済が傾くとこうなるのか」と感じ、
日本をもっと良くしたいと強く思うようになりました。
桜蔭中高からストレートで進んだ東京大学法学部を卒業し、
新卒で戦略系コンサルティングファーム ベイン・アンド・カンパニーに入社。
中小企業に関するプロジェクトを経験し、
現場で働く方と実際に接する機会がありました。
そこで出会ったある地方銀行の社長が、
気前よく立ち食いそばをごちそうしてくれました。
そんな人たちが雇用をつくり、
経済を動かしているということを肌で感じた瞬間でした。
「日本のGDPはこんなふうにできているんだ」と感じた石川は、
日本の中小企業を支えるサービスを創ることが
日本のGDPを増やすことにつながるのではないか?と考えました。
アメリカペンシルベニア大学ウォートン校に留学しMBAを取得、
アメリカのスタートアップZazzleでの勤務後、ミツモアを創業しました。
ミツモアは300以上のサービスの見積りを自動化する、
日本で唯一の見積りプラットフォームです。
電話帳やチラシでの集客が減り、
インターネットでの集客がより重要になる時代、
事業者の多くは集客に苦戦しています。
たくさんのすばらしい事業者が、
集客ノウハウがないというだけの理由で、
資本力のある企業に負けてしまうことに課題を感じ、
ミツモアを設立しました。
私たちのゴールは日本の労働生産性が上がりGDPが増えること。
ミツモアのサービスを使う会社の労働生産性が高まり、
それにより日本全体のGDPが向上するような世界の実現を目指しています。
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