カードやボードを使うゲームを開発・提供しています。
クラス全体がまとまっていくコミュニケーションゲーム。
弊社代表の高橋は、自分の起業を指して「凡人起業」と呼んでいます。
ごく普通の「いつか起業できたらなぁ」とぼんやり考えるサラリーマンでした。
数社の上場企業での勤務や、
研修会社での営業や新規事業開発の経験を積み、一定の業績を上げてきました。
研修会社で仕事をしている中で、研修という教育投資の歪みに気づきました。
それは、社員教育産業は「余剰リソース産業」だということです。
つまり、企業業績がよいときは沢山研修が実施されるけれども、
不景気になると途端に削減されるのです。
人は企業の要のはず。
しかし、継続的に同じような研修が実施されない企業の実情に疑問を持っていました。
また、ビジネスの効率がよく儲かっている企業では研修が実施され、
これから改革をしていこうとしている企業では研修が実施されないのです。
メディアでは取沙汰されないこうした企業間格差拡大の仕組みを何とかしたい。
そう考えていました。
ただ、自分はごく普通のサラリーマン。
ビジネスプランを持っていても、きっかけがありません。
そんなある日、とある会社の社長から「役員をやらないか」と持ち掛けられました。
数年間の役員報酬を保証し、自分の会社も作ってよいという誘いに乗り、
その会社の役員に就任したのです。
その後、はしごが外され、
自分の会社一本で生きていかなければならなくなるまで数か月でした。
貯蓄もなく、社員もおらず、売る商品もなく、顧客もいない。
そんな「4ナイ」の状態で死に物狂いで考え抜き、
研修の開発仕事を地道にこなしながら、数年間を生きのびました。
そして、その暗中模索の中で開発したのが弊社の看板商品となっているゲーム群です。
その後、開発したゲーム群を誰にでも実施できるようにパッケージ化し、
冒頭に述べたような「不景気でも実施できる」ような製品で、
顧客企業から「過去最高の満足度」と呼ばれるサービスを提供し続けています。
まだ、立派な起業ストーリーと呼べるものがあるような会社ではありません。
が、今では冒頭で考えた夢を提供できる体制があります。
これを全メンバー一丸となって、
これからのストーリーを作り上げていきたいと思っています。
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