自由に移動できて寝泊りできちゃうツール、
キャンピングカーをつくりたい！
そう考え起業した当時、
業界で主流だったのは煌びやかな装飾のついた
非日常を味わう豪華なデザインでした。

しかし、代表の藤井は世間の流行やニーズと逆に、
日常に溶け込めるような、機能性の高い
シンプルなデザインを採用していきました。

理由は彼の幼少期の原体験にあります。
小学生のころ、週末に家族で一緒に車へ乗り込み
“くるま旅”をするのが藤井家の日常だったのです。

朝に目覚めて車のドアを開けると
目の前が海だった、川だった、山だった。

今日はどこに着いたんだろう
今から何で遊べるんだろう、と
ドラえもんのどこでもドアみたいに
ワクワクしてドアを開ける。

そこには豪華な装飾など必要なく
海から冷たい風が吹いても暖かく過ごせることや
川で遊んで濡れたまま乗り込んでも大丈夫なことの方が
よっぽど大切だったのです。

こうして作られた”日常の中に溶け込むキャンピングカー”の噂は
徐々に広まり、体験した人々はその良さに気付き始めます。
さらには有難いことに、
ファンと呼べるほど熱心なお客様まで現れ始めます。
世間のニーズが後から生まれてきたのです。

「はじまりはいつもTOY-FACTORYから」

私たちは、自分が体験することで生まれた
純粋な気持ちや感覚を起点にする
"シーズ起点"の考え方で、
業界初を幾つも生み出しながら
成長と改善を重ねてきました。

これからも、
それが私たちのTOYスタイルとして
こだわり続けていきます。

＜主な沿革＞
1995 創業
2007 ドイツ・キャンピングトレーラーメーカー・FENDT社　正規代理店権取得
2008 アクリルウィンドウ開発・特許出願、断熱処理技術LCA 報告書提出
2009 車載式ルーフソーラーシステム グッドデザイン賞 受賞
　　　ソーラーパネルでシャープ社との協業を本格化
2015 移動式水素ステーションの随伴車をトヨタ通商に納入
　　　ケニアや東南アジア向け特別車両の出荷で協業
2020 新型コロナウィルス感染に適応する遠隔医療車を発表、自治体との連携協定を締結
2022 ステランティス社（ヨーロッパ多国籍企業）との正規ディーラー契約を締結