創業70年　老舗の塗装工場
1年創業者の父と漆器塗り職人であった祖父が
京都南区の自宅で塗装の仕事を始めました。

創業当時日本経済は戦後の復興時期で、
金銭登録機（レジ）、エレベータを漆や合成樹脂で塗っていました。

やがて当社は照明器具・変速機などの製品を手掛けていきました。
順調に仕事量が増加し、工場を新設し、ラインでの生産を開始。

創業の父は研究熱心で、
電着塗装・静電塗装・塗装ロボットなど
開発されて間もない技術を同業他社に先駆けて導入しました。

また御得意先は家電メーカー、自動車メーカーに
対応できる品質と量、納期管理が
できる会社となっていきました。

私は父が創って経験してきた会社を見て育ち
中学生からはラインでアルバイトも始めました。

子供の時から機械ものは大好きで、
家電製品や自転車をばらばらにして組み立てていました。

大学卒業後、電機メーカーの技術者を5年間経験し、
平成2年に宇治田原町に工場を新設したのを機に入社しました。

当時は、数々のトラブルを抱えての生産で、とても大変でした。
その当時は、生産に追われ未納品と不良品の処理との闘いでしたが、
でも何とか努力し思いついたことは
すぐにトライをして結果を観察していくと
だんだん改良することができていきました。

相当失敗はしましたが、
そのうち塗装の職人不足や新しい製品の受注をするため
塗装作業も経験していくことになりました。

私は、塗装という「物に色を付けて変化させる仕事」が大好きです。
金属の冷たい感覚が塗装することによって
温かみを感じられたりカッコよさを感じられたり
変化させることができるんです！

黒坂塗装工業所は業界の中で常に時代の先端を走っていると思っています。

未来の塗装への挑戦を掲げる会社としてリーマンショック・大震災と
苦境に立つことはあっても会社を支えてくれるスタッフの下、
成長・改革が進む会社となってきています！