金沢QOL支援センター株式会社
経済と道徳について考える

2022.05.12

経済と道徳について考える

皆さん、こんにちは!
金沢QOL支援センター株式会社の塩浦です。

前回「私たちはソーシャルベンチャー企業です」というお話と「ソーシャルビジネスとは何ぞや」というお話をしました。

簡単に概要をご紹介すると、ソーシャルビジネスとボランティアはイコールではありません。
もちろん社会課題に取り組む、という点では一緒かもしれません。しかしボランティアは活動をすること、社会に貢献することに主軸を置いているのに対し、ソーシャルビジネスはそこに「価値」を生み出すことに主軸を置いています。

その話のつながりで思い出す言葉としては「経済と道徳」という考え方です。

「経済と道徳」、お聞きになったことはありますか?
二宮尊徳であったり、渋沢栄一であったりがこの言葉を使用していました。(敬称略)
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」
と。公益と利益、どちらも大切であるということです。

社会課題解決、社会貢献。
それらの事業は道徳に偏ってしまう部分があります。
もちろん道徳は大事です。しかし二宮や渋沢らの言葉を借りるとするのであれば
「経済なき道徳は寝言」です。

その道徳で価値を生み出さないといけません。
だから経済も道徳も、常にどちらも視野に入れた活動が大事になってくるのです。

「じゃあ私たちは道徳は備わっているから、経済にだけ目を向ければいいね」
というわけでもありません。

道徳の部分に関しての定期的な見つめなおしも必要です。
経済にばかり目が行くと、今度は道徳がおざなりになりかねないです。

経済と道徳。
どちらも100%大事にするくらいの意識のほうが、いいかもしれませんね。


金沢QOL支援センター株式会社はソーシャルベンチャー企業として日々活動を行っています。
少しでも当社の取り組みに興味を持っていただいたり、「もっと話を聞きたい!」と思ってくれた方はぜひカジュアル面談のほう、お待ちしています!

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この投稿の著者
塩浦良太
塩浦良太
採用チーム
1998年生まれ。新潟県出身。学生時代は野球に打ち込む。新潟大学人文学部人文学科卒業後、2021年4月に金沢QOL支援センター株式会社に入社。就職活動時は「Twitter就活」を行い、当社にもTwitter経由で内定を頂く。入社後は障害福祉サービス事業部へ。農福連携を行う就労継続支援B型に配属後、今年1月より就労移行支援の配属に。
Twitterでは就労支援の日常を発信。noteでも学生時代より毎日投稿を継続し、日々感じる言葉にしづらい想いの言語化を行う。
野球で培った「気づく力」「継続力」と持ち前の「言語化力」を生かし、”「障がい」をなくすしごと””福祉が地域を支える社会の実現”を目指す。
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