創業当時2005年、エンジニアは一生働ける職業ではありませんでした。
当時、エンジニア派遣の企業で営業をしていた代表吉房はその現状をひしひしと感じており、
「エンジニアを終身雇用できる会社を作りたい」
という思いから起業に踏み切りました。

本社は無理して東京駅まで徒歩3分の八重洲に開業。
たった9坪の狭小の事務所でしたが、起業の際には21人の仲間が集まってくれました。
10年経った今でも起業時の社員が18人残っています。

しかし、業績向上は波乱万丈。出来立ての会社にはIT経験者の応募もありません。
そこで2006年から未経験者の雇用と研修を開始しました。
研修はネットワークと、当時はまだ主流ではなかったLinuxに絞りました。

Linuxを選んだ理由は、ただ単にフリーのOSだったから。
出来立ての会社で当時は経費がなく、この無料で使えるLinuxを研修材料にするしかなかったのです。
今日Linuxはその地位を確立いたしましたが、2006年ではシェアがたったの7％しかなかった事を考えると、本当に大きな賭けでした。

そのおかげもあって、現在では資格合格率98％を誇る研修所を保有し、日本で屈指のLinux・ネットワークに特化した専門会社へと成長いたしました。
今思えば、経営理念に掲げた終身雇用があったからこそ研修に注力することができ、また今日までの成長に至ったのだと実感しています。

エンジニアが終身働ける会社であり続けるために
今後も様々な挑戦を続けていきます。