リングロー株式会社
なぜSSDの容量に様々な表記があるのか

2016.09.09

なぜSSDの容量に様々な表記があるのか

皆さんこんにちは!

さて、前回はSSDで「Over Provisioning」と呼ばれる
予備領域が設けられているとお話しましたが、
その理由についてご説明していきますよ~!(^O^)


◆Over Provisioning

オーバープロビジョニングとは「余剰供給」という様な意味で、
SSDで言えばあえてユーザーが使用できない領域を作ることで、
「書き込み性能の向上」「信頼性と耐久性の向上」を図っています。 

オーバープロビジョニング領域が多くとられた製品は高性能かというと、一概には言えません。
基本性能が高くないのを、オーバープロビジョニング領域で補っている事もあります。 

もともと使用しているチップの性能が大きく影響しますので、
安さにつられて購入したら、思ったより速くなかった、という様な事も起こりえます。


さて、今回SSDの容量表示にはオーバープロビジョニングという、
見えない領域が関係しているということが分かりました。

HDDもそうですが、SSDも同じ様に見えて性能差が結構あるものなので、
製品選びは慎重に行いたいものです。

安くなってきたとは言え、まだまだ割高な商品なので
買って後悔しない為には、使用しているチップの構成や
オーバープロビジョニング領域にも気を配り、最適なものを選びましょうね!

ちなみに、実際には250GB前後か500GB前後の商品で選ぶ事になると思いますが、
最大容量では15TBという商品が発売になっています。

こちらは企業向けということで、通常のノートパソコンに搭載するものではありませんが、
ずいぶん大容量化も進んでいますね!

何をそんなに保存するのか素朴な疑問です・・・  
ちなみに価格も100万円近くするらしく、
一体誰が買うのか良く分かりませんが機会があれば一度見てみたいものです!  

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!( `・ω・’ )

出典元:https://www.sandisk.co.jp/home/ssd/ssd-plus-j26
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