株式会社アカウンタックス
利益にコミットしていたのは?

2018.11.19

利益にコミットしていたのは?

皆さん、こんにちは。
アカウンタックスの栗原です。
寒くてストーブの前から離れられません(笑)
 
さて、今回はRIZAPグループが2019年3月期の業績予想を230億円の黒字から
33億円の連結営業赤字に引き下げると発表したニュースをご紹介します。
同社はCMでよく見ており、勢いを感じていたので驚いた方もいるかもしれませんね。
なぜそこまで大幅に業績予想が下がったのかというと、
積極的に買収を進め、約50社を買収した17年~18年の2年間で、
負ののれん発生益が営業利益の6割に達していたからです。
(負ののれんとは、時価ベースの純資産より割安な価格で企業買収した際の
純資産と買収額の差額を指します。国際会計基準では買収時に利益計上します。)
ではここまで負ののれんが膨らんだのは何故でしょうか。
それは相乗効果が見込め、安価に手に入れられる不振企業を傘下に入れて再生させることを軸に買収しており、
売り手が殺到して常に100件以上の買収案件が寄せられていたためです。
このような買収戦略が大きな利益や成長を生み出す構造になっていました。
ぜひ皆さんも志望企業の決算書を見る際は、利益や損失の原因は何かを考えて頂きたいと思います!
 
そして今後も随時弊社の説明会を開催します!
永田町駅、半蔵門駅から徒歩5分です。
皆さんのご参加をお待ちしております♪
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