お寺の三男として生まれた私。 幼少期から「跡を継ぐのは兄だから自分はいつか家を出るんだ」と理解していました。 父からよく言われていたのは「一国一城の主になれ」ということ。 中学生の頃には将来起業する自分の姿を漠然とイメージしていました。 会計士の仕事に興味を持ったのは大学入学後。 学内で会計士受験の支援活動がスタートし そこにいた先生が破天荒で面白い人だったため 「私でも会計士になれるのでは？」という軽い気持ちで勉強を始めました。 結局、国家試験合格までに5年を費やしましたが この先生との出会いがなければ今の私はありません。 今でもご指導頂いていますが一生叶わない偉大な方です。 最初に勤めたのは監査法人。 時代はITバブルだったため、多くのベンチャー企業の決算書を見る機会がありました。 その後、更なる経験を積もうとベンチャーへの転職を検討。 最終的には上場コンサル等を手掛ける会社に転職しましたが 就職活動中にベンチャーの社長と直接対話させて頂き 経営者から見た会計士の足らない部分を教えて頂けたことは 今の仕事にも大いに活かされています。 そこでは現在の仕事の基礎となる知識とスキルを たくさん身に付けることができました。 一方このままダラダラと会社に居続けてはならない。 今が独立するタイミングだと考え起業に至りました。 当社では税理士（税理士法人）でも監査法人でもない立場から 「経理実務」の領域において企業を支援する 経理アウトソーシング事業を展開しています。 創業以来「実行する頭脳」という社是を掲げているのは、 ただアドバイスだけを行い実行をお客様に委ねてしまうコンサルタントの姿に 疑問を抱いていたから。 私たちは自ら実行し、お客様と協業し、正しい会計アウトプットを提供することで、 お客様から真に愛される存在となり、 社会に貢献し続けていきたいと考えています。