私は、幼い頃身体があまり丈夫ではありませんでした。
普通の小学校に通うことが出来なかったので、
1クラス7人、全校生徒28人の小さな田舎の分校に通う日々。
入退院を繰り返して、病院で過ごすことも多く、周りの大人の話を聞くうちに
「どうして世の中にはお金持ちとそうでない人がいるんだろう」とか、
「お金持ちでも幸せな人と不幸せな人がいる、心豊かに生きるにはどうしたら…」と、ずいぶん賢しい子供でした（笑）
　
大学生時代はアルバイト、海外旅行、経営者や成功者の話を積極的に聞きに行きました。
就活もかなり変わっていて、ある1社に熱烈に入りたくそこだけに集中。
しかし不採用という苦い経験を経て数社で仕事をこなす日々でした。


1996年、これからインターネットが普及するという時期に、
パソコンやインターネット関連の周辺のサポートビジネスを展開しようと立ち上げました。
パソコンの展示会にいくと、きれいでかわいいコンパニオンはたくさんいるけれど、きちんと製品説明をできる人がいませんでした。
じゃあ、ＯＡコンパニオンを養成してみようかと、女子大生やコンパニオンにパソコン知識を研修して売り込みにいったところ、
大手のメーカーさんは「こういうのを待っていたんだよ。どこの派遣会社に頼んでもなかなかいなかったし、
メーカー側で教育の手間がかかるからね…」というタイミングの良い時期でした。　

「明るく元気なコンピュータオタクの養成機関」というキャッチフレーズで、
スキルはもちろん、挨拶とマナー研修にも力を入れ、きちんと教育された技術説明ができるＯＡコンパニオンを育成し、派遣。
お客様のニーズと時流にうまく合いました。
ＯＡコンパニオンからスタートして、イベントでの技術説明員、量販店でのパソコン関連製品の販売応援などを
全国展開するようになり、ＩＴ関連全般のテクニカルスタッフ、営業、販売系の人材教育、派遣を行うようになりました。