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＜あなたの１番の挑戦とそれによって感じた面白さを教えてください＞
一番の挑戦は、専攻分野である人類学の「実践力」を習得するためフィリピンで現地調査を行った経験だ。この経験を通して、相手と信頼関係を構築することで打ち明け話を引き出すことに成功し、コミュニケーションを取ることの面白みを感じた。留学先は机上の知識を社会で活かす方法を模索し、アウトプット教育で実践力を習得することができるフィリピンに決めた。「人類学と経済」の授業では、１ヶ月間毎週市場に通い、出店者の生活状況を把握するためインタビュー調査を行った。しかし、調査前半では表面的な回答しか得られず、中には質問に答えたくないと調査を拒む人もいた。後日、その原因を分析し①訪問回数を増やし、話す時間を２倍にする②職や年齢に沿ってインタビュー方法を変えるという２つの解決策を考えた。上記の「より良い関係構築」「相手視点で考える」という切り口から再度調査をした結果、運営上の苦難や収入など打ち明け話を引き出すことに成功した。この経験から、相手を知ろうとする意識を見せることや相手に合わせた接し方を実践することで、会話の質が飛躍的に上がったことに驚き、人と接する楽しさや相手から話を引き出すことに面白さを感じた。
