新入社員研修は自社でやるべき?他社に任せるべき?
社員研修って聞いてどんなものを想像しますか?
まず始めに、会社で受けられる研修の種類とは?と聞かれたらどんなものをイメージしますか?
大まかに分けると4つの研修に分類できるかと思います。
その4つの研修とは
- マインド研修
- 基礎ビジネス研修
- スキル研修(営業ロープレとか技術研修とか)
- 社内ルール研修*
となります。
今回この記事では、基礎ビジネス研修に絞って解説していこうと思います。
では、その基礎ビジネス研修とは、
- ビジネスコミュニケーションの基礎
- 言葉遣い・敬語
- 訪問・来客応対
- 電話応対
- ビジネス文書のポイント
などをコンテンツとして行っているケースが多いです。
学生から社会人になるにあたって大切になってくる部分になるのですが、
ほとんどの学生は入社して研修を受けなくても完璧にできる人はいません。
しっかりと企業が体制を整えて社会人としての基礎スキルを教えていく必要があります。
私自身も大学生から社会人になる際に
- テキストコミュニケーション
- 言葉遣い
- 電話対応
- クライアントとのメール で非常に苦しみました。
大学生の時の感覚とは全く違っていて習得するまでにかなりの時間を要しました。
なので、基礎ビジネスについては研修を行って最初のうちに身につけていく教育体制を整えることが結果として1番早いと思いました。
そして、いざ研修を行うとしたら出てくる問題が「内製化」か「外注化」するべきなのかです。
こちらについても触れながらお伝えさせていただきます。
新入社員研修を導入している企業の割合は?
前述で、基礎ビジネス研修が大切とお伝えさせていただきましたが、
「基礎ビジネス研修が大切なのはわかったけど、他の企業はやってんの?」と思われるかもしれませんね。
「研修がちゃんとできるのは体制の整っている大手だけだろ?」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、
HR総研が発表した「人材育成(階層別研修)に関する調査 結果報告 」
(https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=320)
によると
2021年に新入社員研修を実施している企業は、81%となっていました。
大手中小など企業規模に関わらず「新入社員研修」を導入していることがわかります。
多くの企業が新入社員研修の効果を実感して取り組んでいるのでまだ新入社員研修を導入していない企業は導入の検討をしてみてもいいかもしれません。
最初に、どれくらいの企業が「新入社員研修」を実施しているのかをみてきましたが
次は本題である「内製化」か「外注化」すべきなのかを解説していきます。
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新入社員研修は「外注すべき」か「内製すべきか」
それでは、「内製化」か「外注化」どっちがいいのかを解説していきますが、
それぞれのメリットとデメリットについて確認していきましょう
新入社員研修の「内製化」のメリット
費用が抑えられる
社員が研修を実施するので、社内講師に対して特別な手当てを支払うことなどがない限りは、経費が増えることもありません。
人材育成に役立つ
社員が「講師」を行うことは、講師になる社員自身の成長・育成にも繋がります。
人前で話す際のプレゼンテーション能力
受講者の注意を引き付けるコミュニケーション能力
研修を計画通り、時間通りに進める管理能力
研修内容(プログラム・カリキュラム)作成
講師の担当になる場合、リサーチ力、構成力なども必要となります。
アフターフォローがしやすい
社員が研修を実施しているため、教育内容を社内で把握することができ、
研修後の新人フォローもスムーズというメリットがあります。
新入社員研修のアフターフォローは、その後の活躍・離職率に関わる重要な項目です。
意識的にもれなく実施することをお勧めしたいポイントです。
新入社員研修の「内製化」のデメリット
人事部や講師担当者の負担が大きい
新入社員が入ってくる時期でもあるので、新入社員研修以外の業務に追われて
コンテンツや資料の準備に時間が割けない。と言ったこともあるのではないでしょうか?
そんな中で、急いでコンテンツを作ってもいい研修ができるはずもありません。
かなり負担が大きくなってしまうので社内の状況などもしっかりと確認しましょう!
研修内容・質の確保が難しい
内容がどうしても自社で可能な範囲や知識の中でおさまってしまいます。
必要な「質」が確保できているのか、不安が残るという担当者の声があります。
他社でどのように行っているのかわからない状態で行うと毎年同じコンテンツで繰り返してしまい内容のブラッシュアップなどもなかなか出来にくいので質を担保することも難しくなります。
新入社員研修の「外注化」のメリット
人事担当の労力削減ができる=採用など他業務への注力が可能になる
人事担当や、研修を担当する講師/社員の負担が大きく軽減されます。
新入社員研修を外部委託したところ、教育にかける時間を大幅に短縮でき、その分採用等の他の業務にかけられたという体験をお持ちの人事担当者も少なくないのではないでしょうか?
残業時間も減り、教育コストはかかっても、人件費は削減できたという事例もあります。
新入社員研修をレベルの高い指導を受けることができる
外注化することで、新入社員研修で質の高い教育を新人のスタートアップ時に受講させることができます。
研修会社の講師は、当たり前ですが「人を教育するプロフェッショナル」です。
研修カリキュラムにおける知識も経験も豊富なため、最も効果的な研修ノウハウを持っています。
新入社員からも満足度の高い研修を受講させることができるため
外注化によるメリットは大きいといえるでしょう。
社内では得られない「別の視点」や「考え方」を学ぶことができる
100戦錬磨のプロの講師による指導により、社内にはない価値観に触れることができます。
受講者は専門分野の最新の知識や情報を学ぶことができるでしょう。
学びの質の高さは、新入社員の視野が広がることに繋がります。新しい発想やスキルを得ることもできます。
さらに、外部は他社での研修実績があるため、自社と他社の研修の傾向を比較できる場合もあります。
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新入社員研修の「外注化」のデメリット
新入社員研修の導入に費用がかかる
外注化のデメリットは「費用がかかる」ここに尽きるかと思います。
しかし、メリットの面でご紹介したように、人件費と比較すると、費用削減につながったといった事例もあります。
講師の人件費なども考えた上で「内製化」か「外注化」を決めるのも良いかと思います。
最後に、外注する際におすすめの新入社員研修を紹介します!
CheerCareerの「ベンチャー新入合同研修」が開催されます
CheerCareermでは、2日に分けて「ベンチャー新入合同研修」で開催することが決定しました。
- ビジネスマナー
- マインドアップ
- コミュニケーション
新入社員が最初につまづくポイントを全て網羅した研修を提供します。
4/4 (月) 9:00~18:00
4/12 (火) 9:00~18:00
と2日に分けて開催します。
株式会社Cheerのオフィスでオフライン開催を予定しているため
他社同期を作る機会にもなります。
私は、コロナ禍ど真ん中での社会人スタートをきって社外同期との交流というものが
全く出来ませんでした。
この機会に新入社員研修をかねて社外同期を作る機会にご利用してみてはいかがでしょうか??