逆求人サイトとは?メリットとデメリットを知って優秀な人材を採用しよう!

採用手法

逆求人サイトとは?メリットとデメリットを知って優秀な人材を採用しよう!

新卒の採用活動において、世の中にはさまざまな採用手法がありますが、
昨今注目されているツールとして逆求人サイトというものがあります。
この記事では、逆求人サイトとはどんなものなのか、
メリット・デメリットを交えて解説していきます。

逆求人サイトとは

逆求人とは、人材を探す企業側が学生に直接アプローチを行う、という採用手法です。
学生が逆求人サイトなどで「自分の強み」や「活かせるスキル」というような自己PRを掲載し、
それに対して企業側が学生にスカウトなどのアプローチをするという方法です。

新卒採用において、これまでは企業側が出した求人情報に対して
学生が応募をするという、いわゆる「待ちの採用」の流れが一般的でした。
対して逆求人の場合は、企業が学生に能動的にオファーが出来るため
「攻めの採用」とも言える手法です。

なぜ「逆求人」が良いのか?

従来の採用手法だと人材確保が難しいから

総務省が2022年9月に公表した人口推計によると、
65歳以上の高齢者は前年より30万人も増え過去最多を更新しました。

少子高齢化のスピードには拍車が掛かり、
就職活動をする学生の人数も、生産人口も
徐々に減ってきていることは日本社会の大きな課題です。

総務省統計局:統計トピックスNo.126 統計からみた我が国の高齢者

そのような中で、良い人を採用したいが採用できない、
必要な人員数を集められない、と人材確保が難しいと感じている企業や
採用担当者も多いのではないでしょうか。

これまで一般的だった、採用媒体に掲載して応募を待つという採用手法では
優秀な人材の採用が難しいという点を解消してくれる可能性があるのが逆求人です。

学生の考え方の変化があるから

学生の就職活動開始時期は年々早期化しており、
それに伴って就職活動期間もどんどん長くなっています。

学生も授業や卒業論文制作と並行して、会社説明会への参加や
エントリーシートの作成などやらなければならないプロセスが多くあり
負担が大きいという就活の悩みの解消にも繋がっているのが逆求人です。

逆求人の場合、自分のプロフィールやスキル・経験等を
自己PRとして逆求人サイトに掲載すれば良く、
企業ごとのフォーマットに沿ったエントリーシートの提出や
書類を用意する必要はありません。
逆求人サイトであれば、できるだけ手間や負担を軽減できる点が
学生のニーズにもマッチしていると言えます。

逆求人サイトのメリット

ここでは、逆求人サイトを利用するうえでの企業側のメリットをご紹介します。

逆求人は、企業側が想定していない多様な人材と出会える

掲載をして応募を待つという従来型の採用手法では、応募前から自社を知っていたり、
自社にもともと興味を持っている学生が集まるのが普通です。
待ちの姿勢になるため、限られた範囲の学生としか会うことができません。

逆求人サイトの場合は、企業から学生にアプローチができるため、
自社への興味がそこまでなかったり、
そもそも自社を知らなかったりする学生とも会うことができます。
今までは出会う可能性のなかった学生ともコミュニケーションを取れるツールのため
さまざまな人材を採用できる可能性が高まります。

逆求人は、企業規模や知名度に関係なく採用できる

人材難・売り手市場と言われているものの、有名企業や大手企業へは
ある程度多くの応募があります。
しかしながら、知名度や情報露出度でどうしても大手企業に引けを取ってしまう
中小企業やベンチャー企業は、応募を集めることが難しくなってしまいます。

前述のように、企業側から幅広い学生にアプローチができ、
直接コミュニケーションを取れる逆求人サイトであれば、
自社の魅力や強みをダイレクトに学生へ伝えることができるため、
知名度や露出といった土俵で戦わずに採用ができるようになります。

逆求人は、欲しい人材にピンポイントで声をかけられる

学生からの応募を待つ形式だと、求人内容を見てもらえないこともあるかもしれません。
また、学生が自発的に応募をしてくる流れなので、必ずしも欲しい人材からの応募があるとは限らないでしょう。

自社が欲しいと考える人材に、ピンポイントで声をかけることができるのは逆求人サイトのメリットと言えます。

逆求人は、コストや時間を削減できる

従来型の採用手法では、自社に興味を持ってもらえる学生を増やすために企業説明会を開催したり、
より多くの学生の目に留めるために大きな広告求人を出したりと、多くの手間やコストがかかります。

また、応募してくれた学生のエントリーシートや書類には目を通さなければなりませんが、
その中には自社とマッチしない、求めている人物像ではない学生も含まれるはずです。
応募者のスクリーニングにも手間と時間がかかってしまいます。

その点、逆求人サイトは、自社の採用ペルソナに合わせて学生へアプローチできるため
従来型の採用でかかっていた手間やコストを見直すことができるでしょう。

逆求人サイトのデメリット

もし逆求人の導入を検討するのであれば、デメリットも把握する必要があります。

逆求人は、求める人材に出会えるかはわからない

逆求人サイト上の自己PRの内容からアプローチをした学生が、
必ずしも自社にマッチする人材とは限りません。
採用後のミスマッチを防ぐためにも、採用担当者の
自社に合う人材かどうかの見極めはしっかりと行う必要があります。

自社を知らなかったり、これまで自社への興味が薄かった人材にも
きっかけを作るうえでは、逆求人はとても有用なものと言えますが、
採用のフローは従来型と同じく、慎重に行うことが大切です。

逆求人は、手間とコストがかかる場合もある

逆求人では、逆求人サイトの活用や運用がうまくいかないと、
従来型の採用手法よりも手間やコストがかかってしまう場合があります。

求める人材にダイレクトにアプローチができるとは言え、
自社の魅力についての説明や興味付けを行い、十分に興味や魅力を感じてもらわないと
選考辞退に繋がってしまうこともあるためです。

逆求人サイト上で自社の魅力が伝わるように、応募や選考フロー、
内定後のフォロー体制などを準備しておく必要があるでしょう。

逆求人サイトでの採用成功事例

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逆求人型の採用活動をするなら

いかがでしたでしょうか。
逆求人での採用活動は、きちんと取り組むことで採用の幅や可能性が広がるツールです。
従来型の採用方法でなかなか結果が出ないと感じている企業や、
または良い人材を確保したい中小企業やベンチャー企業の採用担当者の方は
逆求人サイトの導入を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

CheerCareerは、中小企業・ベンチャー企業に特化した逆求人サイトです。
この記事には記載できなかった、逆求人サイトを活用・運用するためのノウハウなども
一緒に提供しておりますので、「攻めの採用」をご検討の際は、
是非お気軽にお問合せください。

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この記事を監修した人
平塚

代表取締役 平塚ひかる
年間で10万人が利用する就職サイトチアキャリアを運営する株式会社Cheer代表取締役。
新卒で入社した会社を3ヶ月目の22歳で役員に。1年目で営業成績1位、全社MVP。営業・マーケや開発・広報・人事管轄の取締役として従事したのち独立。
第一回日本中小企業大賞三冠・三年連続受賞したのち殿堂入りし、審査員就任。
東京都の【多様な主体によるスタートアップ支援展開事業】分科会審査員を2期連続担当。
意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」発起人を務める。

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