【おすすめ企業求人一覧あり】最近よく聞く「週休3日制」のリアルと導入例を調べてみた

市況分析

【おすすめ企業求人一覧あり】最近よく聞く「週休3日制」のリアルと導入例を調べてみた

最近、働き方改革のトレンドとして「週休3日制」をよく聞きます。 ヨーロッパ各国では週休3日制を試験的に導入をはじめており、 実は日本も政府が閣議決定した「骨太の方針」なるものに盛り込まれていたのはご存知でしょうか。 例えば、みずほフィナンシャルグループやファーストリテイリング(ユニクロ)はすでに週休3日を選択できるようになっており 日立製作所やNECなどは22年度に導入を予定しているなど、「週休3日制」の導入が広がっています。 ``` ▼ 参考 日本経済新聞 - 日立、週休3日で給与維持 生産性向上へ働き方改革 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC251T60V20C22A3000000/ ``` 今回は世界的にも新しい取り組みとして導入が始まっている「週休3日制」の基礎知識やリアルな声、 そしてなんと**CheerCareer掲載中企業にも「週休3」日を取り入れている企業が掲載中**なのでそちらも合わせて紹介していきます! ## 働き方改革で注目の「週休3日制」とは? ### 「週休3日制」とはどのような制度? **週休3日制とは、1週間(7日)のうち、4日勤務し3日休日とすることを言います。** 2021年6月に政府が閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2021(骨太の方針)」に「選択的週休3日制」が盛り込まれました。 ちなみに「選択的週休3日制」は、希望する従業員に対して週休3日を認める働き方のことを指します。 働き方の多様化を推進する取り組みの一つとして「骨太の方針」に盛り込まれ、注目されています。 ## なぜ「週休3日制」を導入?ポイント解説 週休3日制の働き方を導入し、これまでに比べて休日が1日増えた場合、時間の使い方の観点でポイントが2点挙げられます。 ### 「週休3日制」のポイント1. 能力開発・スキルアップで活躍人材に 業務に関する知識や能力を身につけたり、資格取得のために時間を利用することが期待されており、**働きながら学ぶ機会の創出**につながります。 ### 「週休3日制」のポイント2. 働き方の多様化 ライフイベントにあわせて働き方も多様化させ、離職を防ぐという観点もあります。 妊娠・出産や子育て、介護のため、また新しい働き方の取り組みとして副業との両立のためなど活用の理由は様々です。 働き方を多様化させることで、**ワークライフバランスや長時間労働解消を後押しする**効果も期待されています。 ## 「週休3日制」の3つの考え方 週休3日制度は主に3つの考え方に分けられますので、それぞれの考え方の特徴を紹介します。 ### 1. 「圧縮労働」型 1週間の労働時間は変えず、1日あたりの労働時間を長くする働き方。(※ 業務量も変わらないため、基本的に報酬も変わらない) ``` 【導入例】 日立製作所、ZOZOなど ``` ### 2. 「労働時間・報酬削減」型 1週間の労働時間を減らし、報酬も労働時間に対応させる働き方。(※ 報酬は減る) ``` 【導入例】 みずほフィナンシャルグループ、日本IBMなど ``` ### 3. 「労働時間削減・報酬維持」型 1週間の労働時間を減らすが、報酬の変動はさせない働き方。 現状、日本の週休3日制は**1. 「圧縮労働」型**か**2. 「労働時間・報酬削減」型**での導入が多く ヨーロッパの週休3日制は3. 「労働時間削減・報酬維持」型が多いとのことです。 ## 働き方改革の取り組み「週休3日制」の導入例 一通り週休3日制の基礎知識や考え方をご紹介しましたが、続いては実際に週休3日制を導入した事例を紹介していきます。 具体的にどのような「週休3日」制度を導入し、どのような成果があったのかを見ていきましょう。 ### 「週休3日制」の導入例1. 日本IBM まずはアメリカのIBMの日本法人で、コンピュータ関連サービス企業の「日本IBM」の例をご紹介します。 実は、日本IBMは2004年に「短時間勤務制度」として週休3日を導入しており、これは日本初と言われています。 #### 導入した「週休3日」制度の内容 - 働く時間を1週間のうち6割または8割にでき、報酬もその分減る(→ 「労働時間・報酬削減」型) - 社会保険、福利厚生費は100%支給される - 育児中のケース:子どもが中学校進学まで使用可能 - 介護のケース:配偶者など一親等の親族のために1ヵ月以上無期限で使える - その他のケース:通常勤務が体力的に難しい障害のある社員が活用 - 会社の将来に資すると認められる場合は適用扱い(社会人大学院に進学したい、海外留学のために学校に通いたいなど) #### 週休3日制を導入した結果 - 社員からは「仕事のアサインがしやすくなった」「突発的なアクシデントにも対応できるようになった」との声が上がり、**個々の働きやすさ**につながった - **女性社員の定着率、女性管理職比率向上**へつながった ``` ▼ 参考 @DIME - 週休3日も4日もOK!?社員の育児・介護・スキルアップを支援する日本IBMの時短制度 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC251T60V20C22A3000000/ ``` ### 「週休3日制」の導入例2. ZOZO ファッション通販のZOZOは、2021年4月に特定の部署(ホスピタリティ本部)を対象に週休3日の導入を開始しました。 #### 導入した「週休3日」制度の内容 - 出勤日の就労時間を延ばす (→ 「圧縮労働」型) - 休日1日分の所定労働8時間を4日に分配し、出勤日は1日10時間働く #### 週休3日制を導入した結果 - 週休3日導入のために体制や業務の改善(ルール制定、無駄の洗い出し、マニュアル作成など) - 週休3日を選択した社員の残業時間が全体で63%減少**→ 職場自体の生産性向上** ``` ▼ 参考 日本経済新聞 - 週休3日で残業6割減 ZOZO「休むため業務改善」好循環 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD197JC0Z10C22A4000000/ `` ## CheerCareer掲載中!「週休3日制」を導入している企業一覧 導入例を見ると、業務効率や働きやすさの向上やライフワークバランスにもつながっていることが分かりました。 ただそう簡単には導入は難しそう、、だったり、大手企業しかできないようにも感じる方もいらっしゃったのではないでしょうか。 なんとCheerCareerに掲載しているベンチャー企業にも、週休3日制を導入している企業があります! 今回はCheerCareer厳選!多様な働き方「週休3日制」を導入している企業をご紹介していきます。 ### 「週休3日制」導入企業1. 株式会社建新 ☞[株式会社建新](https://cheercareer.jp/company/offer/3987/4901) 東証一部上場「ケイアイスター不動産」グループの不動産ベンチャーです。 **週休3日制の導入**をはじめ、ワークライフバランスや健康経営、ダイバーシティ&インクルージョンなど様々な取り組みを経て、**2022年5月には【ホワイト企業】最上位のプラチナランクに認定**されたとのこと。 「ベンチャー」と「大手」が両立した環境が魅力の企業です。 ### 「週休3日制」導入企業2. ライトアーム株式会社 ☞[ライトアーム株式会社](https://cheercareer.jp/company/offer/3690/4846) フレックスタイム制や福利厚生が充実しており、自由度高く働けるIT業界のセールス職募集中の企業です。 **一定の目標を達成すると「週休3日制度」が付与**され、休みを有効活用し経営や起業の勉強ができ、週休3日取得率62%! 週休3日が取得でき、かつ自身のキャリアやスキルアップに費やすことができます。 ### 「週休3日制」導入企業3. 株式会社ベルクリック ☞[株式会社ベルクリック](https://cheercareer.jp/company/offer/4026/4787) カスタマーサポートを通してセールスプロモーションを行う会社です。 **働き方が選べる「ジョブチェンジ制度」を導入**しており、 - 隔週休3日制でプライベートと両立できる「ライフワークデザインコース」 - マネジメントなどキャリアアップを目指し経営に深く関っていく「キャリアパスコース」 のコースを選択できます。 またこちらはいつでも転換が可能とのことなので、自分のキャリアや働き方に柔軟に合わせられる環境になっています。 ## 最後に 最近の働き方や採用のトレンドとして「週休3日」について紹介しました。 大手で導入のニュースが目立つが、ベンチャーや中小でも採用している企業があったり、自分のキャリアプランに合わせて選べる制度があったりするので、企業選びの際はチェックしてみてくださいね。 自分の働き方やワークライフバランスを見据えたキャリアプランを考えたい...そんなに方におすすめなのが[チアキャリア](https://cheercareer.jp/register?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e)。 チアキャリアには、皆さんが気になる給与体系や働き方、出勤日数などはもちろんのこと、 その会社の社風や社員さんの様子など欲しい情報がまとめて確認できます。 ぜひチェックしてみてくださいね。
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