【就活軸】ぼんやり「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」と思っている人へ。企業分析の方法を教えます。

自己分析 2021.03.10

【就活軸】ぼんやり「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」と思っている人へ。企業分析の方法を教えます。

ESや面接の志望動機で、なんとなく「人の役に立ちたい・人助けがしたい」という方は結構いると思いますが 具体的なイメージはお持ちでしょうか? 今回は、ぼんやりと「人の役に立ちたい・人助けがしたい」と思っている方向けで、 「人の役に立つ・人助けをする」企業分析のやり方をまとめます。 まずはいくつかの項目に分け、「人の役に立ちたい・人助けがしたい」の深掘りをおこなっていきましょう。 ## 0: 「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」だけではNG そもそもの話、「社会の課題を解決する」「社会へ貢献する」企業の方が圧倒的に多いです。 これまでは、企業が目指していたのは「利益を追求すること」でしたが、 しかし、近年は**CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)**という考え方が広まり 利益を上げるためだけではなく、環境や人権への問題などをはじめとする課題の解決や 社会へ貢献していく考え方や取り組みをおこなう経営方法が浸透してきています。 例えば、調味料・加工食品大手のキッコーマン株式会社の経営理念は ``` 私たちキッコーマングループは、 1. 「消費者本位」を基本理念とする 2. 食文化の国際交流をすすめる 3. 地球社会にとって存在意義のある企業をめざす ``` というものです。 そのなかで 社会的責任を果たすためのテーマが3つ設定されています。 - 責任ある事業活動(コンプライアンスの徹底, コーポレート・ガナバンスの強化, 環境との調和, など) - 健康で豊かな食生活の実現(新しい価値を有する商品とサービスの提供, 健康に配慮した新しい食生活の提案, など) - 地球社会との共生(日本の食文化の継承と発信, 世界のsy区文化の交流推進, 食育の推進, など) そのため、ESとか面接で志望動機や将来の夢を聞かれ ただ「社会貢献したいです」「人の役に立てる人になりたいです」と言っても、 具体的に語れるようにならないと、企業には響きません。 誰に向けて・どのような思いで・どんなアクションをして・どのような未来を届けたいのかを自己分析しながら、 あなた自身が考える「社会貢献」を紐解いて、深掘りをしていきましょう。それが後々の企業分析に繋がります。 ## 1: 私にとっての「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」を考える ### (0)「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」と思ったきっかけは? おそらく「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」と思ったきっかけがあるはずです。 それが自分で経験したことでも、テレビで見たことでも構いません。 ``` 例: ・お世話になった人への憧れ(→ 自分もこういう人になりたい) ・困った状況で助けてくれた人への感謝(→ 相手に恩返しをしたい・自分も力になりたい) ・とある人をメディアで見て/聞いて影響を受けた(→ 思いや言動に共感。自分もこうなりたい) ``` 今回は【勉強が苦手だった私が、放課後勉強を教えてくれた近所のお姉さんのおかげでテスト100点とれて嬉しかった】という 漫画チックな仮エピソードをもとに、 「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」を紐解きましょう。 ### (1) ここで指す「社会」とか「人」は誰のこと? 「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」の【社会・人】は何を指すかを考えましょう。 * どのような社会に貢献をしたいのか? * どんな人の役に立ちたいのか? を明確にする際、 原点にかえって、きっかけ・エピソードから導き出すのが早いです。 #### 例のエピソードの場合 「勉強が苦手な人」が該当する箇所になります。 さらに「勉強が苦手な人」となると教育者?教師?塾の先生か?と思うかもしれませんが 視点を変えて、子どもだけではなく**「何かを教わりたい人」**とすると視野が広くなるかもしれません。 ### (2) あなたはどのように貢献したい・役に立ちたい・助けたい?実際にしたいアクションは? どのような社会・人に対して貢献したい/役に立ちたい ということが明確になったところで あなたはどのようなアクションをして貢献したい/役に立ちたいのかを考えましょう。 #### 例のエピソードの場合 「勉強を教えてくれて」という点がポイントになります。 (1) で「勉強が苦手な人」または「何かを教わりたい人」に対して貢献/役に立ちたいとなっていますので、 - 勉強が苦手な人→勉強を教える - 何かを教わりたい人→自分が持っている情報や知識を提供する という自分自身のアクションから貢献/役に立ちたい、こということです。 ### (3) 「社会」とか「人」にどうなってほしい?どのような影響与えたいのか? 自分が社会や人に貢献した/役に立った後に、相手をどのように変化をさせたのか、 相手にどのような影響を与えたいのかを考えましょう。 #### 例のエピソードの場合 「100点とれて」「嬉しかった」の2点がポイントになります。 - 勉強を教えてもらった → 100点が取れた。 - 100点が取れたから嬉しかった → 100点が取れたこと, 成長したこと, やればできることがわかって喜びを感じた。 この例文だけでは把握しかねますが、「嬉しかった(喜びを感じている)」が 勉強が苦手だったのに100点がとれたことにより**成長が実感できたこと**なのか、 **やればできるとが分かった**ことなのかの違いで企業分析に影響が出ると思います。 ## 2: 「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」からの企業分析のやり方 これまでは、「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」のエピソードから 自己分析をしながら**自分自身の「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」を考えました**が、 ここからは、それをもとに企業分析をしたいと思います。 ただし企業分析を行う際、【自分の「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」がマッチするかどうか】だけではなく 自分自身で就活の軸にしていることが他にあれば、**軸の優先順位をつけたうえで企業分析をしていく**ことをおすすめします。 ### 企業分析するポイント「業種」「職種」「企業理念やビジョン」 自己分析をする際は、まずは「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」と思ったきっかけ・エピソードをもとに **(1) 誰に向けて**、**(2) どのような行動で**貢献/役に立ちたいと思い、最終的に社会や人に**(3) どのような影響/変化をもたらしたいのか**を深掘りしましたが 企業分析では、この3点を「業種」「職種」「企業理念やビジョン」に落とし込んでみるとよいでしょう。 - 「業種」→ 誰に(+きっかけ) - 「職種」→ どのように貢献したいのか - 「企業理念やビジョン」→ どのような影響/変化をもたらしたいのか 例に当てはめると - 業種:何かを学びたい/習得したい/知らない情報を知りたい人+きっかけ(勉強が苦手だったけど教えてもらって勉強したらテストで100点とれた話) - 職種:自分が持っている情報や知識を提供する - 企業理念やビジョン:成長とやればできる喜びを与えたい となります。 ここで注意したいのは、業種を「教育」とした時にきっかけに引っ張られすぎて勉強だけに絞らないことです。 知らない情報を知りたいのであれば、別に先生と生徒の関係である必要はなく 極端な例で言うと、家電量販店にいる特定の家電のプロで、聞いたら何でも答えてくれる!みたいな人でも良いはずです。 業種や職種に関しては、エピソードをもとに大幅なずれがない限り、視野を広く持つことをおすすめします。 そこから絞っていくために、企業理念やビジョンで自分にマッチするもの、 さらに他の就活軸との兼ね合いも踏まえて企業分析を進めていくとよいでしょう。 #### 業種・職種・企業理念やビジョンへの理解を深めるには とはいえ、視野を幅広くしすぎた結果、 「どの業種・職種が自分に合っているのか分からない」 「理念やビジョンをもとに働いている社員を見たい」という方もいらっしゃると思いますので その場合はインターンや説明会へ参加してみましょう。 会社案内や業界研究セミナーをやってくださる企業もいれば 中長期のインターンだと実際に仕事体験や実際の業務に携わることができ、理解を深めることができます。 さらに実際にその会社の社員と話す機会ができるので、先輩がどのような思いで入社・働いているのかを聞いてみるのもよいでしょう。 ## まとめ 時代の変化で、利益より企業の社会的責任(CSR)を追求する企業が多くなってきたことにより、 ただ「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」って言ってるだけでは、ESや面接ではつまずいてしまいます。 様々なやり方はあると思いますが、まずは自分の中の「社会貢献したい」「人の役に立ちたい」を明確にし、 それを業種・職種・企業理念やビジョンに落とし込んだ上で、自分に合う1社を見つけるために企業分析をしていきましょう。 #### ちなみに CheerCareerには企業研究という、実際に企業で働いている先輩の声を紹介しているコンテンツもあります。 よければ企業研究を進めていく上で参考にしてみてくださいね。 → [https://cheercareer.jp/lp/interview/company](https://cheercareer.jp/lp/interview/company) ---------------------------------------- #### 参考 - キッコーマン."キッコーマン - 企業の社会的責任".キッコーマン.2020/10/29. [https://www.kikkoman.com/jp/csr/index.html](https://www.kikkoman.com/jp/csr/index.html) , (2021/2/20) ----------------------------------------
この記事を書いた人
青森のいしかわ
青森県出身のエンジニア。2016年、大学卒業後に上京。
地元愛が強すぎて、何かと理由をつけて青森に帰省しようとする。
ついに2021年9月に地元青森にUターン!
お笑いを見るのが趣味で、特にゴイゴイスーが好き。

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