No.1の挑戦をするためにあなたが知らなければならない、たったひとつのテクニック

2023.09.14

No.1の挑戦をするためにあなたが知らなければならない、たったひとつのテクニック

No.1の挑戦をするためにあなたが知らなければならない、たったひとつのテクニック


こんなしょうもないタイトルに惹かれて開いたあなたは愚鈍です。
今まであなたが買ってきた自己啓発本も、全て同じようなタイトルなんでしょうね。
あらやだ、〇〇さん家の〇〇君、就活がうまくいかないからってまたしょうもないタイトルの自己啓発本買ってるわよ、と近所の奥様方の笑いの的になっていることでしょう。



ただ、これに惹かれたあなたの為に、私が救いの手を差し伸べる。

しかしNo.1の挑戦とは、まだ何者でもない私の言葉ではあまりに遠い。
私は考えた。考えて考えて考え抜いた結果、猫の手を借りることにした。
だから、一流の経営者の声を流用しようというわけである。

いまだに大学に行かなければ、という固定観念に迷走する愚蒙な学生諸君。
大手企業を作ろうという発想を失い、その歯車として回されに行くことを人生の幸福、なんぞと思考を停止し切った愚弄すべき魑魅魍魎の中のオマエ。
家族という王国の中で父殺しもできず、不幸は我が身にのみ降りかかると悲観したまま、見えない檻に幽閉された愚息のプリンス・プリンセスよ。
聞きたまえ。


第一回の今日は、アメリカで知らない人はいない大手ファストフード店ジョアンナバーガーの元CEOで慈善家のチャールズ・B・ジョーンズの言葉を紹介しよう

第一回の言葉
『経営者の生き様は事業に出る』


彼は、ジョアンナバーガーを一大チェーン店に作り上げた功労者だが、その境遇は悲惨なものであった。
アイルランド系の移民の両親の子供として生まれたジョーンズは、幼い頃から貧しさや出自により学校でイジメに遭うなどしていたという。

そんな彼を救ったのが、大手ファストフード店マクドナルドのハンバーガーである。
その安さから、父はよく仕事の調子が良くなるとジョーンズにハンバーガーを食べさせてくれた。

その甘い思い出から、当然のごとくジョーンズは自分もいずれは、こんなに美味しく安価で食べられる食品を世界中の子どもに届けたいと考えるようになった。

彼はハイスクールを卒業後、精肉工場で勤務を始めたが
屠殺された牛の遺体が夢に出てきてしまうようになったことから退職。

その時、彼の脳裏によぎったのは現場ではなく上の立場に行くことで理想の裏にある現実を見なくても良い、ということだった。
移民の血が彼の裡に眠る行動力を呼び覚ましたのだろうか、立身出世を夢見た彼は自らハンバーガーの店舗を経営する道へと邁進していくこととなる。

語弊を恐れず言うならば、彼にあるのは移民の持つ一種の楽観である。アメリカンドリームを掴まんと海を渡った苦難の先にあったのは、差別という更なる苦難であった。
だが、理想郷に辿り着くための飽くなき執念を失わなかったアイルランド系アメリカ人は、多くの大統領を輩出したという実績に明らかなように夢を勝ち取ったのである。

ジョーンズの若き経営者時代にも、その精神が窺える。
彼は2店舗目をOPENした際に、重大な欠陥に気づいた。1店舗目の味が2店舗目でどうも再現できなかったのだという。
当時の新聞記事を見る限り、微々たる差であろうと思われるが、彼はOPEN後に視察へ行き実食後、落胆したという。

だが、彼の夢は世界中の子どもに自分のハンバーガーを届けることである。味が同じでなくて良いはずがない。
その理想の実現の為に、彼は採用計画の変更を行う…(長いので割愛→気になる人はジョーンズの著書「今より良くなる-ジョアンナバーガーCEOの人生-」を参照。父親への愛憎や、ジョアンナバーガーという名前に込められた思いなど、とてもここでは描出しきれない濃いラインナップである)

彼の経営をわかりやすく例えるならば、生まれた課題を行動力でモグラ叩きのように潰していくことだ。彼はモグラが一体も出てこない平面の実現という理想のために、ただ動くのである。

その行動力が、今のジョアンナバーガーを作ったといっても過言ではない。
それは上記の至言を見れば、火を見るより明らかだ。

彼の生き様こそ、ジョアンナバーガーである。
私は彼のストーリーをアメリカへ向かう飛行機の中で著書を通して知り、実際に食べた。1週間で数回食べたが、味わったそれはどの店舗でも一流の味だ。

幾分ビジョナリーな話ではあったが、事業にしろ生き様にしろ人は希望を抱くべきである。
それくらい盲目でなければ、夢は見れない。

だが、その裏にはリアリズムがある。
文章で語ると、そこら中にある夢物語のひとつかもしれないが生前のジョーンズの有名な写真を見ればわかる通り、彼の手には苦労を隠し切れない無数の皺があることが想像される。

今回、第1回の言葉を紹介してみた。
あなたたちが行きたい会社の代表は、尊敬できる生き様か?



私は胸を張って、そうだと答える。
だからウチに来い、とは言ってない。
だからウチで労基に違反しろ、と言ってるわけでもない。・・・決してないが、ウチでわっしょいしてみないか。

この投稿の著者
宮脇天龍
宮脇天龍
人事部 
・経歴
→ラーメン屋、コンビニ、俳優
・Limeに入った経緯
→答えが一律的な勉強が昔から苦手で、就活も企業が求める答えというのがあり、そのやり方にいまいち乗り切れなかった時、友人からベンチャー企業でのインターンを勧められ、その友人のインターン先に入社。それがLime。
・Limeに入った理由
→代表と話をさせていただいた時に当時、本部に男しかいない中で美容事業をやることを怪訝に思っていたが、ビジネスとしてハイリターンなハイフに目をつけて挑戦しているという話に感銘を受けたため。なぜ感銘を受けたかでいうと、自分はどちらかというとビジョナリーな思考タイプだったので、貪欲に投資対効果の高い事業に猪突猛進する愚直さが自分になく、その思考に魅了されたから。
・現在の業務内容
→本部の人事とハイフ事業部の兼任。前者では、採用や組織マネジメントの施策考案。後者では、前者の経験を活かし、採用および組織づくりに加えSNS周りのマーケティングに従事し、自社運用力の強化に努める。
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