社名のボーダーラインは漫画が由来だった!?

2021.09.30

社名のボーダーラインは漫画が由来だった!?

社名は、弊社代表の奥田和義が若い時に影響を受けた漫画
迷走王ボーダー』が由来です。
迷走王ボーダー
1986~1989年にかけて『漫画アクション』に連載された作品。
狩撫麻礼(かりぶまれい)原作、たなか亜希夫作画。
バブル景気や資本主義経済に湧く「あちら側」に背を向けながら、
「こちら側」との境界線、つまり「ボーダー」を生きる男たちの物語。
DMM亀山会長も大いに影響を受けられたことは
Newspicksでも語られていました。
「その金を受け取るようじゃ、俺の将来は見当がついちまうじゃねーか」
「一番美しい日本語を知ってるか…? …サヨナラ」
「愛と憎しみのルーツは本来同じものだ」
「情報なんてーのは、常識バカどもの健康な麻薬に過ぎねえのさ」
「無為こそが過激…  何もしねえでブラブラしてるのがホントは一番力業(ちからわざ)なのさ」様々な印象的なセリフが本書の中で発せられています。
僕はボーダーラインの創業から数年後にジョインしているので、
当時の社名に込められた想いは共有できていませんが、
自分なりの解釈があります。
ボーダーラインで分かれた世界のどちらかに生きているのではなく
様々な価値観、生き方、出会いを楽しみ、
時代の流れに翻弄されながらも、その境目、ボーダーで
生きている自分を感じることが大切だと思います。
また、思想や夢は自分の行動と矛盾していると
常々感じています。
なぜかというと欲望が邪魔をするからです。
誰かの生き様、映画やドラマ、漫画の世界などを見聞きして、
理想的な人生を送りたいなぁと思って頑張ろうとしますが、
惰性になって、路線を外れてしまうことは多いと思います。
だからといって欲望が悪いわけではなく、時には流されたり
おぼれてしまうことがあってもいいと思います。
やりたいことを思うようにやりきった結果、
新たな思想を感じられる自分に出会えると思うからです。
思想=やりたいことではなく、それは別々の世界にあって、
理想的な自分ではないことも楽しく感じられることがあれば
それも一つの思想になるはずです。
ビジョンが無い、思想が無い、夢が無い、
でも、今目の前にあることを精一杯やる。
まずは、その積み重ねでいいのではないでしょうか。
そこにあるのは、『迷走王ボーダー』の登場人物が語る
「無為こそが過激」なのかもしれません。
一つのレールが人生を決めるわけではありません。
自らが作るボーダーライン上にレールを敷き
前進し続けて、エンターテインメントの世界へ
羽ばたこう!
この投稿の著者
児玉 佳哉
児玉 佳哉
東京支店 取締役
学生時代は報道関係の職を目指しマスコミでアルバイトに励み、挫折なども味わったのち「新規ビジネス」に関心が向くように。

当時、携帯電話販売事業が急成長していたことから、ボーダーラインで携帯販売のアルバイトをスタート。そこで奥田社長と出逢い、東日本支店責任者として任されたが、いきなりアルバイト全員のマネジメントを任されたり、採用や新規ビジネスを任されたりと、全てが初めての経験だらけ。

それでも、目の前に起きることを全て受け入れてやっていこうと覚悟がありました。あれから20年、今では10歳と6歳の子どもと一緒にサッカーをしたり釣りを楽しむ余裕もでて、仕事もプライベートも充実する日々。
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