私は起業している父親の影響もあり、高校生の時に起業のシュミレーションをしたり、大学入学した瞬間から「早く働きたい!」という想いが強くありました。
そのため、1年目の夏休みにIT×英語×海外を経験するためにインドへ留学し、2年目の春休みには、企業で社員の方と2人でWebシステムの共同開発をさせてもらったり、3年目に個人事業の方のコンサル同行やテレアポ、色んな企画のお手伝いをさせて頂きました。
就職活動では、キーエンス最終面接で運命的な出会いがあり、キーエンスに入社を決めました。
キーエンスでは、2年目にチームの営業施策担当を任せてもらい、最初は誰も何も聞いてくれませんでしたが、必死でチームのため動き続けると、少しずつ協力してもらえるようになり、どんどん一体感が生まれ、途中からはみんなでチームが1番になる目標に向かって一丸となって働くことができ、もちろん厳しかったですが、本当に楽しかったです。
その年、チーム業績1位を獲得できた時は、翌年に個人で営業全国1位を獲れたときよりもずっと嬉しかったんです。
この3年間で高収益を出すためのキーエンス流の仕事術を学べたことと2年目で経験できたチーム全員が1つの目標に向かって本気に頑張る楽しさは、私の大きな財産となっています。
退社後は、NDRというシステム開発会社で、前職で培ったノウハウを元に製造業向けに特化した部門を立ち上げました。
今まで2000社以上の工場に訪問し、驚くほどアナログ作業で、本当に非効率でもったいない現場を多く見てきました。
今後は、高齢化・少子化・若手不人気で働き手がさらに少なくなり、よりシステム化のニーズが高くなります。
でも、製造業×システムの業界には、優秀な人や若い人が少なく、良い提案ができる会社が本当に少ないと感じました。
逆に私は、学生時代にエンジニアを経験し、キーエンスで製造業の営業をして、製造業×システム×営業力の3つでは日本の誰にも負けない自信があります。
今後の工場自動化/システム化がさらに進む成長市場で、競合も少なく、自分の強みを活かせるので、この事業しかないと思い、起業することを決意しました。
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