■“デンキ”から“ゲンキ”へ■
会社の始まりは父が起こした“街の電気屋さん”。
その後は時代の移り変わりとともに、
電気の卸から小売、スピードプリント屋などを手がけていましたが、
10年前にリサイクル事業を始めました。
目を付けた理由は、
粗利が高くて、原価を自分で決められるから。
家電でも何でも、小売りの仕入れ原価って、
メーカーや流通に決定されているものじゃないですか。
だけどリサイクル事業は一般のお客様から品物を買ってきて、
そのまま一般のお客様に売る。
原価も売値も自分たちで設定できるというのは、非常に魅力でしたね。
そして社名も「電気の平和堂」から「ゲンキの平和堂」へ。
いつも電話に、「おはようございます!電気の平和堂です!」と
大きな声で出ていたことがきっかけでした。
営業先の事務員さんに「お前のところは“デンキ”じゃなくて“ゲンキ”だな」
と、冗談交じりに言われたんですよね。
ちょうどいいタイミングだったこともあり、
将来的に幅広い事業展開をしていくという意志を込めて、
その方の言葉を新社名にいただきました。
■会社の現在と未来■
現在リサイクル事業では、総合リサイクルショップ1店舗と、
おもちゃや酒類などの特化型ショップ3店舗、
それに加えて、買い取り専門のWebサイトを8つ運営しています。
また、サプリメント開発の企業を買収したりと、
新しい事業分野への挑戦も進めています。
経験のない事業への挑戦も、苦労と思ったことはありません。
私の周りにいる経営者仲間の方々が、非常にレベルが高いから。
「この人たちにもできるなら、自分にだってできる!」と
普通に思えてしまうんです。
ほとんどの人は「自分にはできない」と勝手に枠をはめているだけ。
枠を外して考えると、仕事って本当に面白くなるんです。
■ぶれない“想い”■
このような会社ですので、
今後も「リサイクル事業だけ」、
「日本だけ」などの枠に捉われるつもりは全くありません。
社長としてビジネスを追求し続け、
社員が意見表出しやすい環境を作り続けることで、
縦展開(新規事業への挑戦)と横展開(多拠点・海外進出)を強化し、
自分たちが心から「楽しい!」と感じられる会社にしていきます!
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