私が新卒で入社したのは証券会社で、
通信業界担当のアナリストになったことがこの業界との最初の出会いとなりました。
その後、当時の上司とともに、イー・アクセス(現ソフトバンク)を起業し、
さらに新規事業として、「イー・モバイル」を開始し、携帯電話事業に参入しました。
2007年のことです。
当時、携帯電話事業に新たに参入するためには、
ネットワーク整備のために莫大な金額の設備投資をしなくてはなりませんでした。
イー・モバイルで経営企画や財務を担当する立場だった私は、
「この状況をどうにか変えられないものか…」と模索する日々が続きました。
そんな時、海外の動きを調べている中で知ったのが、
「インフラシェアリング」で、欧米やアジアでは既に、
グローバルに展開する多数のシェアリング会社が躍進していました。
通信のトラフィックは今後も増加し続けていくことは疑いようもなく、
ネットワークの整備はシェアリングでもっと効率化するという時代が日本にもきっと来るはず。そしてそれを実現するなら、まず自分がやって、この業界に一石を投じたい。
そんな想いで、2012年に立ち上げたのがJTOWERです。
国内で前例のない事業に取り組むには、
大きな壁が幾度となく立ちはだかりましたが、
社員一人ひとりが各々の持ち場で会社の顔として誠実に対応し、
このビジネスを信じて粘り強くやってこられたことが、今につながっています。
このカルチャーは、これからもずっと大切にしていきたいと考えています。
これから日本の携帯業界は、5Gからその先の6Gへとさらに進化をしていき、
携帯キャリア各社がそれぞれ設備投資をするという時代から、
より効率的にネットワークを構築するという流れは確実に進んでいきます。
その中でJTOWERは、
「日本から、世界最先端のインフラシェアリングを。」というビジョンのもと、
日本の通信業界で培ってきた独自の技術、サービス品質、ビジネスモデルをさらに磨き上げ、
この業界を牽引していきます。
ベンチャーのスピード感で実現する、インフラビジネスの新たな可能性を、
一緒に切り開いていきましょう。
多くの皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
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