京ろまんグループのスタートは1986年。
大阪で創業し、その後関西圏を中心に店舗拡大を行ってきました。
80年代当時日本文化として”着物”の需要は高く、
仕入れ先のお取引先様の開拓を行い、お客様のニーズに合った良い商品を揃えることで
お客様に感動を与える事業となっていました。
その後時代が進むにつれ、着物を着る人口が少なくなり、
呉服業界の規模も縮小傾向に。
インバウンドで海外からのお客様に着物をご提供することもありましたが、まだまだ市場規模は縮小傾向が続く一方でした。
もちろん弊社も業績が伸び悩み、大きなダメージを受けていた会社の1つです。
競合となっていた多くの会社が倒産する中、弊社もその1社になってしまうのではないかと不安な日々が続いていました。
しかし、目の前には着物を買いたいと店舗にお越しいただくお客様、
そして日本文化を守りたいと熱意をもって接客を行う社員がいました。
「このような状況だからこそ、お客様・社員に選ばれるような会社経営を行っていくべきだ!」と気付かされたことを覚えています。
あの時、お客様に感動を届けられるよう、誠心誠意向き合ったご提案により、また来たくなるような店舗・サービスを追求したことが今の京ろまんグループの社風、共通言語となり会社の存続につながっています。
今では市場のシェアも獲得できており、きもの事業部が会社の経営基盤となっています。
この経営基盤があるからこそ様々な事業を展開し、さらに多くの感動を届けることができています。
諦めずにやってきてよかったと思えるのと同時に、この会社経営のノウハウを社員に語り継ぎ、さらに会社の拡大、社員がチャレンジできる環境整備を行っていきたいと考えています。
今後もさまざまな要因によって会社に影響を与える瞬間がくるかもしれませんが、これまでと同様変化に対応しつつ、感動を創造していく会社であり続けたいと思います。
もっと見る