大きな仕事がしたかった―。
それが、不動産業界で起業したきっかけです。
私の実家はバイク用品店を営んでいました。
幼い頃から経営者として働く両親の姿を見ていたこともあり、
大学生になると自然に「いつかは自分も社長になりたい」と
思うようになりました。
では実際に「どんな仕事がいいのか?」と考えたとき、
せっかく挑戦するのであれば、できるだけ大きな仕事がしたい!と思いました。
そこで、人生最大の買い物となる「不動産」を思いつきました。
家は、そこに住む家族の“人生の舞台”となります。
自分が生まれた家、学生時代を過ごした家は決して忘れません。
そんな人生の舞台探しのお手伝いをしようと決め、
大学3年生の時に「宅建」の資格を取得。
将来の起業を見据えたうえで、
知識とノウハウを身につけるべく不動産会社に就職を決めました。
そこではポスティング、査定、接客…さまざまなことを経験しましたが、
実際に不動産の世界で働いてみると、「不透明感」や「労働効率の悪さ」など、
業界全体としてネガティブなイメージが蔓延していることに気付きました。
家族の幸せのお手伝いをするはずが、
実態はまったく違うことに大きな衝撃を受けたのです。
「不動産業の悪いイメージや不人気さを覆したい!」
その気持ちから24歳で独立。
社名である「NIKKEI」は、
かつて両親が経営していた会社「日京(にっけい)」が由来です。
“小売業の価値観で不動産業を変えよう!”
そんな思いも込め、大切な名前を受け継ぎました。
私はお客様はもちろん、当社で働くスタッフもその家族も、
「一人でも多くの人を幸せにしたい」と考えています。
そして不動産業界を、子どもたちの
「なりたい職業ランキング」10位以内に入るような職業にする。
それが今、私の目指すところです。
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