株式会社ボールド
奇跡のベンチャー:中編(福)

2016.05.26

奇跡のベンチャー:中編(福)

皆さん、こんにちは。
経営戦略本部長の福井です。

前回、大事な話だったものでつい熱が入り、初の続きモノになってしまったまでは良かったのですが、今日のスケジュールを見ずにやってしまいました。いま、本当にスケジュールの間隙を縫ってアップしております。計画性のないビジネスマンって嫌ですね。

さて。奇跡のベンチャーて何よ & なんで奇跡じゃないといけないのよ、って話です。
まず私の言うところの奇跡のベンチャーの定義から行きましょう。

1)労働集約型・もしくは労働集約に近い型のビジネスモデルで
2)直近1・2年において特殊事情なく売上高で150%以上の成長を実現しており
3)現状の組織において既に部長席やMgr席に空席が散見され
4)新卒の募集人数が少なく(最大でも30名以内)
5)組織風土や風通しがよく
6)評価制度が明確で実力主義が徹底しており
7)新卒教育に直接あたる者にMgr育成の実績が多数ある

という7つの条件です。特に必須なのは1~4の前半4項目。これがないと、20代で一流のビジネスパーソンになるとか、役員や部長を目指すとか、本格的なマネジメントを体得するとか、そういうことは出来ません。

なんだよ確率論かよ、という声が聞こえてきそうですが(笑)
そうですよ。確率論です。

まず、最近のIT系ベンチャーにありがちな、あるアプリがぶっ飛んで売れたとか、ゲームが当たったとか、そういう事情で売り上げが成長している企業では、売上に比例して組織が大きくなりません。なるとしても、サポートだの管理だのの部門でオペレーターのように働く人が大量に増えるだけで、ベンチャーに来る意味を体感できるポジションはそれほど増えません。それに比べて、労働集約型産業において売上が伸びるという時には、必ず組織も比例して大きくなりポストが誕生します。これが1・2が必要な理由。

次に現状でも空きポストがあり、一部の優秀な人間が幾つもの部門を兼任しながら最低コストで本社を運営していること。やや危機的状況ではあるものの、その危機的な環境の中で売上が150%伸びているというのが最高です。更にここから数年も伸び続けポストは増える。それでいて採用人数(ライバル)は少ない。この確率論こそが奇跡を産むのです。

あれ、文字数、全然足りないや。
嫌ですね、計画性のないビジネスマンって(再)。
タイトル、後編にしてたけど変えないと…。

よい木曜日を♪
岩崎は学校か。
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