17世紀にパスカルが、人間は考える葦である、 と著作で言ったのは有名な話。 人間なんて、自然界で最も弱い存在の葦と同じくらい非常に弱い生き物ではあるが、ただの葦ではない。考える葦であるのだから、と言いました。 これ、字面以上にすごい言葉だな、と思っています。 若い人たちを育て始めて（つまりマネジメントというものを始めて）早20年になりますが、私が一貫して感じていること。それは、考える奴は馬鹿でも伸びる！ということです（笑） 私は過去に学習塾チェーンを経営していたこともあるのですが、子供も大人もまったく一緒。 なにも考えずにだたもくもくと綺麗なノートを取る奴と、しっかり考えてきた上でノートも取らずに聞く奴とでは、授業の価値が50倍ほど違います。 自分一人でやるなら、どう発言するか、どうやるか、を真剣に考えてきたのに、上司がやってくれるのを見たら全然違う、 「考えてきたのに違う」 これが学びの瞬間です。 なにも考えない人は、上司がやるのを見て、ああ、やっぱり。俺もそんな風にやるなあ、と思いながらメモを取ります。分かりますかね？この衝撃の違い。考えていない人間は本当に学びが薄いです。 ぜひ、今日から、何かを学ぶ際には、見せてもらう前に「考え抜く」という姿勢で取り組んでみてください♪