学生時代から「社長になろう」と決めていました。
新卒で入ったのは、まさに“ド”が付くベンチャー企業。
「活躍して成果を出したら会社を持たせてやる！」
面接で聞かされたその一言に惹かれ、早朝から深夜、時には明け方まで（！）、ゴリゴリで営業活動をする日々。
そして入社半年後には、グループ会社の社長を任せてもらいました。

経営に携わっていたのは1年半ほど。
学ぶことは多かったものの、そこは雇われ社長の身。
自分の思い通りにはできないもどかしさも感じていました。

「ネットを使ったビジネスがやりたい」
その後、サイバーエージェントにいた方が起業した
リアルワールド（2014年、東証マザーズ上場）というネット系企業へ転職。
変化の激しい、勢いある組織に身を置きながら、
ネット広告の営業やメディア運用、新規事業の立て方まで…さまざまなことを経験しました。

そこでの毎日はとても充実していたけれど、社長になりたい気持ちはやっぱり忘れられない。
次は自分が面白いことをやる番だ…！と、2010年9月1日に起業を決意。
わずか3週間後の9月21日、1人で当社を設立しました。

起業することへの不安はなかったものの
営業から細かい雑務まで…すべてを1人でやるのはさすがに大変でした。
でも、後悔もない。迷いもない。
起業の夢を果たした、がむしゃらな日々。

時を経て2014年。
この1年間で、会社での僕の役目は大きく変わりました。
僕はいまでも営業が大好きですが、僕がフロントに立って率先して現場に出ることは多くありません。
なぜなら、社員のみんなが本気で仕事に向き合い、順調に育ってくれているから。

まだまだ会社は大きくなり始めたばかり。
社員たちがもっと成果を出せて、いろんなことに挑戦できる組織にしたい。
いまは、その「プラットフォーム」を創ることこそが、自分の役目だと思っています。