【24卒必見】外資就活をする前に知っておくべきこと!スケジュールと対策を徹底解説

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【24卒必見】外資就活をする前に知っておくべきこと!スケジュールと対策を徹底解説

「外資ってかっこいいけど、自分も働けるか分からない」 「外資に就職したいけど、就活の進め方が分からない」 という悩みはありませんか。 この記事では * 外資とは * 外資系企業の特徴 * 外資系企業で求められるもの * 外資系企業の選考スケジュール * 外資系企業の就活対策 を解説します。 記事の後半では、外資の就活に使える主なサイトをご紹介しますので、是非最後まで読んでみてください。 ## 外資とは 外資とは**外資系企業の略で、日本企業の中でもある一定の出資を外国人あるいは外国法人が行っている企業のこと**です。 コンサル、IT、メーカー、金融、不動産、マスコミ、サービスなど、幅広い業界に存在します。 日本に本社を持つ企業は日系企業と呼びますが、経済産業省の[外資系企業動向調査](https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/gaisikei/gaiyo.html#menu04)では、資本の3分の1以上が外国出資であれば外資系企業とみなしています。 企業によっては元々日系企業だったために外資系企業として認識されていない企業もあります。 一般的には企業の資本がどこにあるかということまで知る機会はないため、全ての外資系企業を特定することは難しいでしょう。 ## 外資系企業の特徴 外資系企業で働くことは、日系企業で働くこととどう違うのでしょうか。 外資系企業の特徴を知らずして働いてしまうと、社風に馴染めなかったり、何年働いてもキャリアを進めることができなかったりします。 外資系企業で働く特徴は次の3つが挙げられます。
  • 実力主義
  • インクルーシブな環境
  • メリハリのある働き方
それぞれ詳しく解説します。 ### 実力主義 外資系企業は実力や実績を評価します。 年齢や性別に関係なく、どの様に目標を達成したかということが重視されます。 実力の測り方は企業によって様々ですが、ロジカルな人事評価制度を持っている企業が多いです。 人の好みに左右されず、正当な評価を受けるために、期間を決めた目標を設定し、その目標を達成することを実力とみなします。 中には、実力が認められなければ解雇されるような厳しい企業もあります。 一方で、日系企業では年功序列制や男女差が現代にも残っていることが多いです。「ノミニケーション」と呼ばれる、就業時間外の上司との関わり方が評価に影響する文化も無くなっていません。 良くも悪くも、公平な基準で評価されるのが外資系企業の特徴です。 ### インクルーシブな環境 インクルーシブな環境とは、互いを尊重し合い、帰属意識を感じられる環境のことです。 外資系企業は、さまざまな年齢、性別、国籍を問わない傾向にあるので、多様性が重んじられています。 多様性に理解がある会社だからこそ、女性の管理職の割合が男性とほぼ同じ、あるいは男性以上に存在することもあるでしょう。 性別や国籍、家族構成などに関係なく、全ての社員に平等な機会があります。それぞれの方法で会社に貢献できるよう、働き方を柔軟に調整できることは外資系企業で働く利点と言えるでしょう。 また、外資系企業では個々の才能を活かすことをポジティブに考えています。 人種や雇用形態に関わらず、一人一人の従業員が自分の才能を活かせる職場であることが外資系企業の魅力です。 ### メリハリのある働き方 外資系企業ではメリハリのある働き方をする風潮があります。 就業中は効率よく働き、休みの日はしっかりと休むことが求められます。 今までの日系企業の多くは残業が当たり前で、休みなく長時間働くことが美学となっていました。働き方改革を経た今でもその文化が続いているところもあり、この時代に若手時代を経験した上司はこの価値観のまま働いている人も多く見られます。 しかし、外資系企業ではタイムマネージメントも実力のうちと見なされ、いかに時間内で効率よく目標を達成するかが評価されます。全く残業がないというわけではありませんが、残業をコントロールすることも必要です。 休暇のタイミングや日数を計画し、上手くワークライフバランスを取ることが外資系企業での働き方の特徴です。 ## 外資系企業で求められるもの 外資系企業で働く場合、何を求められるのでしょうか。 新卒で外資系企業に入る場合、特別なスキルは求められていません。 外資系企業が求めるものは主に次の3つです。
  • 自分で考える力
  • 多様性を受け入れる姿勢
  • 新しいことに挑戦する意欲
下記に詳しく解説します。 ### 自分で考える力 外資系企業では上司から指示された仕事であったとしても、自分の考えを持ち、自主的に行動することが求められます。 日系企業では言われたことを言われた通りにこなすことが求められ、若手社員に個人の考えを問うことは少ないでしょう。 年齢や経験値に関係なく、意見を求められるので、自分で考える力は必須です。 ### 多様性を受け入れること 外資系企業では多様性を受け入れる姿勢は前提条件と言っても過言ではありません。 外国籍の社員がいたり、オフィス内に多種多様な文化が共存していたりすることが多いからです。 しかし、必ずしも全ての価値観に合わせる必要はなく、多様性を理解し、違いを受け入れる姿勢さえあればチームの一員になれます。 ### 新しいことに挑戦する意欲を持つこと 新しいことを恐れない、挑戦する意欲は大切です。 できないことがあることは外資系企業ではマイナスではありません。自分にとっては新しいことだけれども、是非学びたいという気持ちを伝えることができれば、むしろポジティブな印象です。 新卒採用において、完璧な英語力は求めていないことが多いです。もちろん、企業によって最低限求める英語力は違いますが、英語を学ぶ意欲さえあれば良しとする外資系企業もあります。 絶えず新しいことに挑戦する姿勢を外資系企業は評価します。選考の時点でその向上心を見せることが大切です。 ## 外資就活の主な選考スケジュール 外資系企業の就活は日系企業に比べて選考時期が早いです。 通常、日系企業では大学4年の6月に本選考が始まり10月以降に内定が出ます。 一方で、外資系企業では大学3年の9月には動き出しが必要です。 主な選考スケジュールは下記の通りです。 * 9月会社説明会 * 9月から12月エントリー * 1月から2月面接 * 3月内定 **外資系企業の多くは会社説明会をエントリーの機会とします。** なぜなら、会社説明会で説明する、企業理念や社風、バリューやクレドに共感する人を採用したいと考えるからです。 グループ会社の場合はグループ全体として合同の会社説明会を開催するところもあります。 場合によっては、会社説明会に出席した感想をゆくゆくの面接で問われることもあるでしょう。 また、インターンシップに参加することで、早期内定を勝ち取れる可能性もあります。 多くの企業は、大学3年の夏にインターンシップを開催します。 インターンシップに参加することで就活が始まる少し前に早期選考に応募する資格が得られます。 早期内定の獲得チャンスにもなるので、積極的に参加しましょう。 **外資系企業では、大学3年の3月頃には内定が出るので、大学最終年での卒論にも集中でき、残された大学生活を存分に満喫することができるでしょう。** ## 外資就活の選考対策 外資系企業に就職するのは難しいと思っている就活生も多いでしょう。 しかし、日系企業の選考との違いを理解し、ポイントを押さえれば難しいことはありません。 ここではエントリーシートの書き方と面接の対策方法をご紹介します。 ## エントリーシートの書き方 外資系企業では、日系企業にくらべ、より論理的に説明する能力が求められます。 書き方のコツとしては、 * 結論と根拠を明らかにする * 論理的なつながりを意識する たとえば、ガクチカを書くときも、ボランティアや社会貢献活動をしたという内容ではなく、いかにその出来事を論理的に書かれているかが見られています。 アピールしたいことがたくさんあり、たくさんの事柄を中途半端に書いてしまわないように注意しましょう。 **一つの事柄に注目して、ロジカルに伝えられる方が高得点となります。** また、英語でも日本語でも、誤字脱字はマイナスポイントになるので、書き上げた後に音読するなど、確認は怠らないようにします。 伝えたいこと、話の論点はどこにあるのかを予め整理し、読み手を引き込むような文章にまとめることを意識してみてください。 ### 面接の対策 外資系企業の面接対策は、自分の過去を振り返り、自分の考えをまとめておくことがポイントです。 例えば、外資系企業の面接では下記のような質問がされます。 * 失敗した経験と、その対応事例 * 大会出場時に一番難しかったことと、その対応事例 * チームのメンバーと意見の相違があった場合の対応事例 日系企業と比べ、具体的な事例を問われることが多いため、自分の過去を徹底的に深掘りしておく必要があります。 自分がどのように考え、なぜその行動をとったのかを明確に説明できるように準備しておきましょう。 ## 外資就活のためのサイト ### 外資就活ドットコム [https://gaishishukatsu.com/](https://gaishishukatsu.com/) 外資就活ドットコムは外資系企業や日系企業の求人情報と就活に役立つ記事を掲載している就職支援サイトです。 求人情報以外にも、TOEICの勉強法、インターンシップ情報や、選考の突破法などの記事が掲載されているので情報収集に活躍します。 一方で、退会方法が分かりづらいことや掲示板機能を気持ちよく使えない人もいるので、気をつけて使う必要があります。 ### ONE CAREER [https://www.onecareer.jp/](https://www.onecareer.jp/) ワンキャリアは企業情報・選考情報の確認と、選考へのエントリーができる就活サイトです。 過去の選考情報や通過ESが参考になります。 一方で、大手企業や人気企業が中心的に掲載されているため、地方の中小企業に関する情報が少ないです。中小企業を目指す人は他の媒体も併用して活用する方が良いでしょう。 ## ベンチャー企業やスタートアップへの就職はCheerCareerもおすすめ 外資系企業の働き方や制度に魅力を感じる就活におすすめなのが、同じような働き方ができるベンチャー企業、スタートアップです。 ベンチャー企業とは、大企業ではおこなっていないような独自のサービスや技術を売り出し、成長過程にある企業のこと。 スタートアップとは、革新的なアイディアで新規事業を作り出し、ベンチャー企業よりもさらに成長指数の高い企業のことを言います。 これらの企業は、外資系企業と同じように、実力主義をとっている企業が多く、働き方も柔軟です。 外資系企業よりも幅広い業種からなり、国内にも企業数が多いので、気になっている人は調べてみると良いでしょう。 そこでおすすめなのが、逆求人サイト[「CheerCareer」](https://cheercareer.jp/register?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e)です。 [「CheerCareer」](https://cheercareer.jp/register?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e)は、ベンチャー・スタートアップ企業に特化しています。プロフィールを登録しておくだけで、急成長しているベンチャー企業や今話題のスタートアップと出会うことができます。 自分から企業、説明会、就職イベントなどを探すこともできるので、早速登録してチェックしてみましょう。 ## まとめ 外資就活には特徴があるものの、特別に求められるスキルはありません。 この記事では * 外資とは外国資本が入っている企業 * 外資系企業は実力主義、多様性のある職場であり、メリハリのある働き方をする * 外資系企業では自分で考える力、多様性を受け入れる姿勢や、新しいことに挑戦する意欲が求められる * 外資系企業の選考は大学3年の9月頃から始まる * 外資系企業のエントリーシートはロジカルに書く * 外資系企業の面接は行動面接が多い ということを解説しました。 大手就活サイト以外にも、外資就活ドットコムやOne Careerを併用して、外資系企業の就活に役立てていただければ幸いです。
この記事を書いた人
旅するライター女子なつぽん
24歳|フリーランスWebライター|広島出身
22年間広島で育ち、就活で上京。都内ITベンチャー企業で1年半ライターとして勤務。新卒2年目で独立し、現在は旅をしながらフリーのWebライターとして活動中。親に就職先を大反対され、内定承諾書を破られた経験があります笑


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