企業のインターンのスカウトがきたら?スカウトサービスを使って効率的に就活をすすめよう

長期インターン

企業のインターンのスカウトがきたら?スカウトサービスを使って効率的に就活をすすめよう

「企業からインターンのスカウトがきたけど、どう返せばいいんだろう?」 「スカウト就活サービスって実際のところどうやって使うの?」 そんな悩みはありませんか。 基本的なプロフィールや自己PRを設定しておくことで、企業からスカウトが届く、スカウト就活サービス。スカウトメールがきっかけで、企業のインターンに参加する学生も多いです。 この記事では * スカウト就活サービスについて * 企業からインターンのスカウトがきたときの対応 * スカウトサービスを利用するメリット * スカウトサービスを利用する際の注意点 について解説します。 また記事の後半ではおすすめのスカウトサービス3選を紹介しています。 スカウトサービスを利用して就活を効率的に進めたい方は是非最後まで読んでみてください。 ## スカウト就活サービスとは? スカウト就活サービスとは、就活生が自分の情報を登録しておくだけで、企業からインターンや選考のオファーが届くものです。 一方で、一般的な就活サービスでは、就活生が企業に選考を申し込みますよね。 スカウト就活サービスだと、企業はあらかじめ興味のある学生に声をかけることができます。学生が登録している基本情報や、自己PR、学生時代の活動などをみてオファーを送るのです。 学生としては、可能性がある企業からオファーが来るという点が最大の魅力でしょう。 つまり、マッチ度が高く、企業にとっても学生にとってもスムーズな選考になります。 学生はプロフィールの情報を登録してオファーを待つだけですから、就活を効率よくすすめられます。 ## 企業からインターンのスカウトがきたら? 企業からインターンのスカウトがきたら、まずはスカウトをくれた企業の企業ページを確認しましょう。送られてきたスカウトメールから、企業の詳細情報を確認できるページに飛べます。 どんな企業なのか、インターンシップの内容は何か、自分が興味を持てる企業なのかを検討します。そのうえで、参加するのか、辞退するのか返信をしましょう。 スカウトメールに対する返信の方法については、「一括送信」なのか「個別送信」なのかによって対応を変えるで詳しく解説しています。 また、スカウトがきたインターンには積極的に参加することがおすすめです。なぜなら、インターンをたくさん経験することで就活に有利にはたらくことが多いからです。 インターン先の企業に応募する場合は、選考時に書類選考を免除してもらえるケースもあります。企業としても多少でも会社に慣れてくれている人を採用したいからです。 インターン先ではない他の企業に応募する場合でも、書類選考の時点でインターンをした実績が味方してくれることでしょう。 また、インターンは企業への理解を深める絶好の機会です。企業説明会だけでは分からない、社内の雰囲気や、一緒に働く先輩社員のことなどを知ることができます。 このように、インターンに参加することで得られるメリットが多いため、スカウトがきたインターンには積極的に参加するようにしましょう。 ## スカウトサービスを利用するメリット スカウトサービスを利用して就活をすすめるメリットは3つあります。 * **自分で企業を1から探す手間が省ける** * **思いもよらない企業との出会いがある** * **自己PRやガクチカに対するリアクションがもらえる** それぞれ詳しく説明します。 ### 自分で企業を1から探す手間が省ける スカウトサービスを利用すれば、自分で企業を1から探す手間が省けます。 自分に合った企業を探すとき、普通ならば自己分析をして企業研究からマッチする企業を探さなければなりません。さらに、その企業ごとのフォーマットに沿って、エントリーシートを作成する必要もあります。 スカウトサービスを使うと、プロフィールや自己PRを登録するだけで、オファーが来るので1から企業を探す労力は要りません。また、マッチした企業の中には「選考を一部免除」ということもあるので、就活をよりスムーズにすすめられます。 ### 思いもよらない企業との出会いがある スカウトサービスを利用すると、思いもよらない企業と出会えます。 なぜなら、中小企業やベンチャー企業は数多くあり、自分では見つけきれないマッチ度の高い企業もあるからです。 スカウトしてくれる企業は自分が志望している業界ではない場合もあるため、興味がなかった業界のことを知るきっかけになります。 考えもしなかった業界を知ることで、視野が広がります。より多くの選択肢をもつことで、より自分にマッチした企業に出会えるかもしれません。 ### 自己PRやガクチカに対するリアクションがもらえる 自己PRやガクチカ(学生時代に頑張ったこと)に対してリアクションがもらえると、改善しやすいですよね。 就活はマーケティング要素が強く、同じ内容の自己PRやガクチカでも、どのようにアピールするかで選考の結果は変わってくるものです。 スカウトサービスでは自己PRやガクチカが多くの人の目に触れます。 掲載している自己PRやガクチカからあまりオファーが届かないようであれば、書き方や表現を修正すると良いでしょう。 反対に、たくさんオファーやリアクションがもらえると、モチベーションに繋がりますし、自信をもって選考に臨むことができます。 就活ではフィードバックをもらえる機会がないので、それに悩む就活生も多いです。しかし、スカウト就活サービスを利用すれば、自己PRに対してリアクションがもらえるので改善をしながら就活をすすめていくことができます。 ## スカウトサービスを利用する際の注意点 スカウトサービスに登録する前に、利用する際の注意点についても把握しておきましょう。**知っておきたいことは次の4つです。** * 大手就活には向かない * プロフィール作成を丁寧に行う * メールが大量に届く場合は条件を絞る * 「一括送信」なのか「個別送信」なのかによって対応を変える 以下に詳しくご紹介します。 ### 大手就活には向かない 大手企業の就活をしたい方にはスカウトサービスが最適とは言えません。 なぜなら、そもそもスカウトサービスを利用している企業は中小企業やベンチャー企業が多いからです。 もちろん、大手が全く利用していないというわけではありません。 例えばOfferboxでは、登録企業の割合が大手企業31%、中堅・中小・ベンチャー企業69%です。 しかし、スカウトサービスに登録している企業の割合は、全体的に中小・ベンチャー企業が多いため、大手就活には向きません。 大手企業を中心に見たい人は、並行して他の媒体も使うようにしましょう。 ### プロフィール作成を丁寧におこなう スカウトサービスではプロフィールページを作り込んでおくことが大切です。 企業はスカウトサービス登録者のプロフィールを見て、オファーをするかしないか決めます。 多くの人の目に触れるものだからこそ、いかに自分の魅力を伝えられるかがキーポイントとなります。 自負していること、アピールポイントなどを面接で聞いてもらえるように、プロフィールの段階から道筋を作っておくと良いでしょう。 丁寧にプロフィールを作成しておくことが、ベストマッチな企業を見つける早道と言っても過言ではありません。 ### メールが大量に届く場合は条件を絞る メールが大量に届いてしまうこともあります。就活中は特に、不要なメールを省きたいですよね。 スカウトサービスでは志望業界や希望職種から検索条件をある程度絞れますが、絞り方が緩いと大量にメールがくる結果となります。 逆に、条件を絞りすぎるとメールが激減してしまうでしょう。 メールの数を基準に、設定条件の調節をするとより使いやすくなるので試してみてください。 ### 「一括送信」なのか「個別送信」なのかによって対応を変える スカウトメールがどのように送られてきたかによって対応を変えると良いでしょう。 スカウトメールの中には一括送信で送られてくるものもあります。企業側は求める人材の条件を設定し、そこに当てはまる複数人の人に、ワンボタンでスカウトメールを送れるからです。 一括送信の場合は、検索条件だけでヒットした人に送られているため、スカウトされていても選考に落ちることも多々あります。 個別におくられてきた場合は、企業がしっかりとプロフィールを読んで、あなたのことを理解した上でオファーをしていますので、より有力です。 個別送信で受けたスカウトメールが興味のある企業からのものなら、可能な限り早めに返信をしましょう。スピード感を持って返信するとより志望度をアピールできます。 下記の例文をご参照ください。 ``` 株式会社□□ ○○様(名前が不明の場合は「ご担当社様」)、 初めまして。〜〜と申します。 この度はスカウトメールをいただき、ありがとうございます。 求人内容を拝読し、御社でのインターンシップに魅力を感じております。 私の●●の経験を活かし、御社に貢献したいと考え、早速応募させていただきました。 是非面接の機会を頂戴できれば幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。 (氏名) ``` もちろん、スカウトは全てを受ける必要はありません。 サイトによってはワンクリックで断ることも可能ですが、可能なら返信をしましょう。 下記に例文をご紹介します。 ``` 株式会社□□ ○○様(名前が不明の場合は「ご担当社様」)、 初めまして。〜〜と申します。 この度はお忙しい中、スカウトメールをいただき、ありがとうございました。 慎重に検討させていただきましたが、私の志望と少々相違がございましたので、今回は辞退させていただきたく存じます。 せっかくご連絡いただいたにも関わらず、大変恐縮でございます。 またご縁がございました際には是非よろしくお願いいたします。 末筆ですが、御社の益々のご清栄を心よりお祈りいたします。 (氏名) ``` 辞退する時に丁寧な対応ができる人には好印象を持てますよね。例え興味のない企業でも、将来何らかの繋がりができるかもしれません。 就活段階の今から社会人としての自分というブランドを汚さないようにしましょう。 ## おすすめのスカウトサービス3選 スカウトサービスは多数存在します。 それぞれ特徴があるけれど、どれを利用すれば良いのでしょうか。 どのサービスを利用するか検討する時間と労力は別のところで使いたいですよね。 この記事では下記の3つのスカウトサービスをご紹介します。 * Cheer Career * キミスカ * OfferBox ぜひ参考にしてください。 ### Cheer Career [Cheer Career(チアキャリア)](https://cheercareer.jp/register?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e)はベンチャー企業・成長企業に着目している求人情報サイトです。 1. 登録学生数 30,000人 2. 登録企業数 400社 Cheer Career ホームページにも記載がある通り、プロフィール80%以上入力でスカウト受信率は94.6%(2020年6月時点2021年卒実績)という実績が魅力です。 つまり、プロフィールや自己PRなどをきちんと入力しておけば、スカウトを受信できる確率は高いと言えます。 他の求人サイトには載っていないような、新しい事業を展開する企業や「やりがい・成長」を重視したワクワクするような働き方に出会えるかもしれません。 興味のある方は要チェックです! [>>>CheerCareerに会員登録する<<<](https://cheercareer.jp/register?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e) ### キミスカ キミスカ はオファーを受けるだけではなく、就活コンサルタントに相談したり、適性検査を受けることができることが魅力です。 1. 登録学生数 142,350人 2. 登録企業数 2,127社 また、ノーマルスカウト、シルバースカウト、ゴールドスカウトと、3種類のスカウトがあり、送られてくるスカウトの種類によって企業側の本気度が分かります。 本気度の高いゴールドスカウトやシルバースカウトだと企業とのマッチ度は高いでしょう。 たくさん送られてくるスカウトの本気度が分かれば、スカウトメールの確認効率も上がり、返信もしやすいです。 ### Offerbox 適性診断から始まるあなたの「強み」を生かした就活OfferBox 東証一部上場大手企業からベンチャー企業まで幅広く企業が登録していることが特徴です。 1. 登録学生数 380,000人 2. 登録企業数 12,520社 登録企業数が非常に多いことがわかります。大企業からもスカウトが届くので、併用して利用したいサイトです。 また、企業側には一括送信できないシステムになっているので、中身のないスカウトが送られてくることはありません。 さらには、学生側にもオファー受信数の上限があるので、大量のメールに悩まされることもなく、一件一件のスカウトを十分に検討することが可能です。 ## まとめ スカウトサービスを利用してインターンに参加すると就活が有利になります。 スカウトサービスを利用するメリットは、 * **1から調べなくても、よりマッチ度の高い企業を知ることができる** * **興味がなかった業界や企業との出会いがある** * **自己PRやガクチカへの反応を見ることができる** 注意点としては、 * 大手就活の場合はスカウトサービスサイト以外にもナビサイトなどの併用をする * 丁寧なプロフィール作成でマッチ度を上げる * メールが大量に届くことを防ぐために条件を絞っておく * 「一括送信」か「個別送信」かの見極めをして対応を返る がありました。 ご紹介したCheer Career、キミスカ、Offerboxはそれぞれ特徴のあるスカウトサービスサイトなので、併用しているナビサイトなどに併せて選択すると良いでしょう。 スカウトサービスを利用して就活を効率的に進めたいと思っている方のご参考になれば嬉しいです。
この記事を書いた人
旅するライター女子なつぽん
24歳|フリーランスWebライター|広島出身
22年間広島で育ち、就活で上京。都内ITベンチャー企業で1年半ライターとして勤務。新卒2年目で独立し、現在は旅をしながらフリーのWebライターとして活動中。親に就職先を大反対され、内定承諾書を破られた経験があります笑


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