市況分析
公開日:2023年01月18日
更新日:2023年02月28日
業界研究のやり方を解説!あなたにあった方法で効率よくすすめよう
「業界研究ってどうやるんだろう?」
「業界研究にやる意味ってあるのかな?」
就活を始める時期になると、多くの学校で「まずは業界研究をしましょう」と言われます。
業界研究は、自分が将来就きたい仕事を決める重要な判断材料です。
そのため、業界研究をする意味や方法がわからないと、就活に影響が出てしまいかねません。
しかし「業界研究って言われても何から手をつけたらいいのかわからないし…」と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。
この記事では、**業界研究をする目的や効率的なやり方**を紹介していきます!
**業界研究で重要なチェックポイント**についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
## 業界研究の目的
就活を始めると「業界研究をしましょう」と言われ、「やらなきゃな〜」と思って始めようとしていませんか?
何事もそうですが、やるからには目的とゴールを設定しましょう。
業界研究を闇雲にやってしまっても、明確な目的がなければせっかくの時間が無駄になってしまいます。
ここではまず、業界研究の目的とゴールをお伝えします。
- 業界全体を知って企業選びの参考にする
- 業界・仕事内容への理解を深めて、自己PRや志望動機に活かす ### 業界全体を知って企業選びの参考にする 業界研究をする目的は、**業界全体を知って企業選びの参考にすること**です。 数ある業界のなかから、あなたが働きたいと思える仕事に出会うには、業界全体を知ることから。 業界全体を知ることで、業界の特徴や業務内容、将来性がわかり、企業選びの材料になります。 たとえば、食品業界。 食品業界といっても、製造業・卸売業・販売業など、さまざまな仕事があります。 まずは業界全体から広く捉えて、気になった業界、業種について掘り下げていきましょう。 業界研究をすることで、志望する業界が自分の企業選びの軸と合致しているか知ることができます。 まずは、業界地図や合同説明会などに参加して、業界全体を理解していきましょう。 さらに、特定の業界だけではなく、視野を広くもって調べていくと、可能性が広がります。 他の業界を調べることで、「どうして別の業界ではなく、この業界を志望するのか」という観点からも志望動機を考えることができます。 ### 業界・仕事内容への理解を深めて自己PRや志望動機に活かす 業界研究は**業界・仕事内容への理解を深めて、自己PRや志望動機に活かす**目的もあります。 自己PRや志望動機では、あなたの素養が志望する業界・企業にマッチするかを見られているからです。 中途半端にアピールすると、「本当にこの企業に入りたいの?」と不信感を与えかねません。 そのため、業界のビジネスモデルや企業の立ち位置を把握して、説得力のある自己PRや志望動機を作る必要があります。 例として、化粧品を開発する企業で強みをアピールする場合を考えてみましょう。 ``` 私の強みは高い発想力です。(素養) 普段から友人や家族から相談を受けることが多く、その人の気持ちに寄り添いながら話を聞いていました。 相談を受けた後は、「あなたに相談してよかった」「気持ちがスッキリした」と言ってもらえます。(根拠となる経験) 「女性の悩みに寄り添った商品を」を掲げて化粧品を開発する貴社で、私の高い共感力を発揮したいと感じました。 貴社に入社しましたら高い共感力を活かして、女性の気持ちに寄り添った商品を数多く開発したいと考えております。(企業の特徴を踏まえた意気込み) ``` このように、自分が持つ素養と企業の特徴・求める人物像などをあわせてアピールできると、より説得力が増します。 業界研究で、ビジネスモデルや企業の立ち位置を把握できれば、その企業が求める人材の素養がわかります。業界研究を通して、説得力のある自己PRや志望動機の作成に活かしましょう。 ## 業界研究を始める前に知っておくべき3つのこと 企業選びや自己PRなどの作成に欠かせない業界研究ですが、業界研究を始める前に知っておかなければならないこともあります。 そこで次に、業界研究を始める前に知っておくべき3つのことをお伝えします。 その3つのことは
- 業界と職種の違いについて
- 業界研究に時間をとりすぎない
- アウトプットすることを意識する
- メーカー:農林、水産、建設、機械
- 商社:総合商社、食品、アパレル、通販
- 小売:百貨店、スーパー、コンビニ
- 金融:銀行、証券
- サービス:不動産、鉄道、航空、福祉、教育
- マスコミ:放送、新聞、出版、広告、芸能
- ソフトウェア・通信:インターネット、情報処理、ゲームソフト
- 官公庁・公社・団体:国や地方団体の役所
- 営業職
- 企画職
- 販売促進職
- 技術職
- 事務職
- 業界のビジネスモデル
- 業界ごとの特徴やサービス
- 業界全体の市場規模や将来性
- IT・Web業界:システム開発、マーケティング、広告代理
- 人材業界:人材紹介、派遣、求人広告、コンサル
- 不動産業界:物件の仕入れ、販売、仲介、賃貸借、リノベーション、管理運営
ベンチャー企業に多い業界
ベンチャー企業の業界研究をする際は、「ビジネスモデル」や「企業が掲げるビジョン」、「市場規模が縮小していないか」などに着目して調べます。
特に企業の急成長を求めるベンチャー企業では、市場規模が縮小したときに影響を受けやすいというリスクがあります。
場合によっては倒産してしまう可能性もあるため、市場規模については特に注意して調べましょう。
またベンチャー企業は少数精鋭で活動しているため、大手の企業よりも研修を十分に受けられない特徴があります。
また少人数だからこそ、1人ひとりの主体性が求められます。
このように独特な特徴があるベンチャー企業には、人の向き不向きがはっきり分かれます。そのため、業界研究を通して自分のやりたい仕事や適性をよく考えましょう。
ベンチャー企業に興味がある就活生は、逆求人サービス[「CheerCareer」](https://cheercareer.jp/register?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e)がおすすめです。
プロフィールと自己PRを登録しておくだけで、ベンチャー・成長企業からオファーがもらえます。
他の求人サイトには載っていないような、新しい事業を展開する企業や「やりがい・成長」を重視したワクワクするような働き方に出会えるかもしれません。
さまざまな業界のベンチャー企業があるので、まずは登録して見てみましょう。
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## まとめ
この記事では、業界研究をする目的や効率的なやり方を紹介しました。
業界研究のやり方は、以下の4ステップでした。
ステップ1:業界の全体像を把握する
ステップ2:気になる企業を選ぶ
ステップ3:どのような職種があるのか理解する
ステップ4:興味のある職種と関連のある別業界を調べる
業界研究は、「自分に適性のある業界を選ぶ」「自己PRや志望動機に活かす」などの目的があります。
業界研究をする目的をしっかり理解して、ゴールを設定してから進めてください。
また、あくまで業界研究は、業界の全体像を理解することや、面接・エントリーシートなどの試験を突破するために必要なものです。
試験本番の準備が、おろそかにならないように進めてください。
業界研究を通して、自分の志望する業界を見極めていきましょう。
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