【大手以外の選択肢を】中小企業を探すのに役立つ就活サイトはこれだ!

市況分析

【大手以外の選択肢を】中小企業を探すのに役立つ就活サイトはこれだ!

就活生の皆さん、こんにちは! インターン生のひさです。 突然ですが、皆さんは本選考において中小企業へのエントリーを考えていますか。 多くの就活生と同じように大企業に目を向けるのは良いですが、大手ばかり受けて中小企業にエントリーしないと自分にマッチする中小企業と出会える機会を逸してしまいます。 そこで、今回は皆さんに中小企業に興味を持ってもらうために中小企業に就職するメリットをたっぷりお伝えしていこうと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいね! ## 中小企業とは? それではまず前提知識として、中小企業とは何なのかきちんと把握しておきましょう。 ### 中小企業の定義 中小企業の定義は、業種別に資本金の額や従業員の数によって明確に定められています。 業種 中小企業基本法の定義 製造業・建設業・運輸業・その他 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人 卸売業 資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人 小売業 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人 サービス業 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人 また、平成28年の総務省のデータでは日本企業の99.7%が中小企業に分類され、日本で働く従業員のうち約69%の人が中小企業に勤務しているということが明らかになっています。 **[平成28年経済センサス-活動調査](http://www.stat.go.jp/data/e-census/2016/)** ## 中小企業に就職するメリット つづいて、中小企業に就職するメリットについて詳しく解説していきます。 ### 任される仕事の範囲が広く、やりがいを感じやすい メリットの1つ目は、「任される仕事の範囲が広いことによるやりがいの感じやすさ」です。中小企業は従業員の数が少ない分、一人が行うべき業務の幅が広がり、仕事全体を通して自分が提供している価値を感じやすくなります。一方で大企業の場合は業務が細分化されていることが多く、やり方が決められていることも少なくありません。そのため、仕事を通して大きなやりがいや達成感を感じたいという学生は中小企業に向いているといえます。 ### 異動が少ない 企業の規模・事業内容にもよりますが、中小企業は大企業と比較して拠点の数が少ない分、異動が少ないといえます。例外として、製造業界や物流業界の中で拠点を多く構える企業もありますが、中小企業の場合は一部の地域に拠点が密集している場合も多く、異動の範囲はある程度限定されているといえるでしょう。 ### 社長との距離が近く、経営者の視点を学べる 「経営者視点が学べる」ことは中小企業に就職する一番のメリットといえます。特に、将来的に起業を考えている学生は「社長がどのように考えて意志決定をしているか」身近で学べるため、起業した際に直接活かすことができます。また、起業を考えていない学生であっても経営層に向かって自分の意見を伝えられる環境は整っているため、若手の内から会社の大きな意志決定に関わることができます。 ### 就活時に全落ちのリスクを減らせる こちらは主に大手企業を志望している学生が感じるメリットです。大手企業は本選考における倍率も高く、志望業界やエントリー数によっては1社も内定を獲得できない可能性もあります。そのため全落ちするリスクを減らせることはメリットの1つであるといえます。一方で、大手志望者の中には最初から中小企業をみていない学生も多いため、中小企業に目を向けることで自分とマッチする企業を見つけられる可能性も高められるでしょう。 ## 中小企業を選ぶ際の注意点 ここでは、実際にエントリーする中小企業を選定する際に注意すべきことを説明していきます。 ### 勤務時間の確認 人手不足になっている中小企業では従業員一人あたりの業務量も多くなり、それに伴って勤務時間も長くなる傾向にあります。また、企業によっては募集要項に記載されている内容と実際の労働時間が異なる場合もあります。そのため、OB・OG訪問や座談会を通して志望企業の勤務時間を確認しておくことはとても重要です。 ### 業績の確認 決算書の公開は上場企業にのみ義務付けられており、多くの中小企業(未上場)は決算内容を公開していません。しかし、数年~数十年働く会社を選ぶ際には会社の業績も重要な判断材料になります。そのため、志望企業の業績については勤務時間と同様にOB・OG訪問や座談会を通して、社員の方に確認しておくとよいでしょう。 ### 給料・福利厚生の確認 多くの就活生が企業の待遇を判断する際に参考にするのは初任給や平均年収だと思います。しかし、実際に社会人になって生活してみるとボーナスの額で年収は左右され、実際に使えるお金は家賃補助があるかないかで大きく変わるという話を耳にします。そのため、これから企業研究を進めていく学生には、各年齢における想定年収と家賃補助の有無についてもしっかり調べておくことをオススメします。 ## 【中小企業を探すのにオススメの就活サイト3選】 それでは最後に中小企業を探すのに役立つ就活サイトを3つほど紹介して記事を締めくくりたいと思います。中小企業に興味をもたれた方はぜひ参考にしてください。 ### [OfferBox(オファーボックス)](https://offerbox.jp/) 最初に紹介するオファーボックスは現在登録企業数が9000社を超えており、オファー型就活サイトの中では国内最多となっています。また、大手からベンチャー・中小まで幅広く企業が登録されているため、企業規模にかかわらずフラットな目線で企業をみていきたいという学生にぴったりの就活サイトです。 ### [ツノル](https://job.tsunoru.jp/shushoku/2023/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=kt&yclid=YSS.1000404521.EAIaIQobChMIr8ncy--y9AIVUcSWCh028g1oEAAYASAEEgJwuvD_BwE) ツノルは株式会社フリーシェアードジャパンが運営する中堅・中小企業に特化した求人情報サイトです。このサイトの特徴は企業に自社独自の基準を設け、優良企業のみを掲載していることにあります。そのため、業績や待遇について安心して企業を選ぶことができます。忙しい就活生にとって企業調べの負担が軽減されるのはうれしいポイントですね。 ### [CheerCareer(チアキャリア)](https://cheercareer.jp/) 最後に紹介するCheerCareerは、日本トレンドリサーチが2019年10月に実施したサイトのイメージ調査で、「ベンチャー・成長企業が選ぶ就活サイトNo.1」に輝いています。そのため、会社と共に自らを成長させたいと考えている学生や若手の内から活躍できる環境で働きたいという学生にオススメの逆求人サイトです。 ## おわりに ここまで中小企業に就職するメリットや中小企業を選ぶ際の注意点について解説してきました。皆さんのお役に立つ内容はあったでしょうか。 この記事が皆さんの中で中小企業に目を向けるきっかけになっていれば幸いです。 それではまた次の記事でお会いしましょう!
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