おすすめ企業付き!不動産業界への就職に必要な基礎知識、学生時代からできる準備を紹介

市況分析

おすすめ企業付き!不動産業界への就職に必要な基礎知識、学生時代からできる準備を紹介

高収入、扱うものの規模が大きくやりがいのある仕事、と言われる不動産業界。人気の業界に就職するために、学生時代からできる準備はあるのでしょうか。 この記事では、不動産業界にはどのような仕事があるのか、資格の取得など、学生時代からできる準備についてお伝えした上で、ベンチャー起業に特化した就活サイトを運営する[「CheerCareer(チアキャリア)」](https://cheercareer.jp/register?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e)が、おすすめの企業を紹介しています。 ## 不動産業界にはどんな仕事があるの? 不動産業界には、大きく分けて7種類の事業があります。 項目ごとに簡単に説明していきましょう。 ### 1.不動産の仲介 不動産の売買や賃貸契約の際に、買主と売主、貸主と借主の間に立って契約を成立させる、仲介業務です。仲介することで発生する手数料が収入となっています。 有名な所だと賃貸業ではアパマンショップやミニミニなどがあげられます。 ### 2.土地の開発 土地を買い取り、そこにどのような建物を造るか決めて、建設から販売、賃貸までを行います。開発をするのは、戸建てやマンションなどの住宅から、オフィスビル、商業施設まで。 大規模なものだと、都市計画から着手することもあります。 土地開発を専門に行う企業が「デベロッパー」です。 ### 3.ハウスメーカー ハウスメーカーは、戸建ての住宅の設計・建築・販売・アフターケアまでを請け負う企業です。セキスイハイムや住友林業などが有名ですね。 顧客と関わる期間が長く、建物を建てるだけでも数か月、アフターケアを含めると、何十年となります。携わる職種は、事務や設計、現場監督、営業と様々です。 ### 4.管理会社 管理会社の主な仕事は、文字通り、不動産の管理。 マンションやオフィスビル、商業施設における * 設備のメンテナンス * テナント誘致 * 入居者の募集、契約 * 賃料の回収 * トラブル時の対応 * クレーム処理 などを行っています。 ### 5.投資のサポート 自分が住むためではなく、人に貸して賃料を得る目的で不動産を購入する人もいます。 このことを、不動産投資といいます。 投資用マンションや競売物件などを取り扱っていて、購入した物件を貸し出すところまでサポートするケースが多いです。 ### 6.コンサルティング 不動産コンサルティングは、お客様が持つ不動産の活用方法について、アドバイスしたりサポートしたりする仕事です。 不動産だけではなく、ライフスタイル設計や資産形成も含めて幅広くコンサルティングします。 ### 7.新しい事業内容の提案 後の章でも紹介しますが、不動産業界には、空き家や、景気の二極化など多くの課題があります。不動産資産を効率よく運用するために、ITの技術を活用する企業が増えました。 また、借り手のいない古い物件をリノベーションして、シェアハウスやシェアオフィスに転用するといった事業もあります。 ITの活用や、不動産に新しい価値を提供している、優良なベンチャー企業も数多くあります。 ## 必要な資格は?学生時代から準備できることはある? 専門的な知識が必要になる不動産業界で働くためには、資格をもっていると仕事の選択肢が広がります。 ここでは、不動産業界で役立つ資格と、学生のうちに取得できるかどうかについてお伝えします。 ### 宅地建物取引士(宅建) 「宅建」という言葉は、聞いたことがあるのではないでしょうか。賃貸物件の仲介や土地、建物の売買を行う際に役立つ国家資格です。受験資格は特になく、**学生でも取得可能**です。 合格が難しいと言われる資格で、需要も高く、学生時代に取得していれば、評価のポイントとなります。資格保有者に手当を支給している会社もあるので、給与アップにもつながります。 しかし、宅建の合格には300時間以上の勉強時間が必要と言われていて、さらに試験が行われるのは年に1回だけ。**就活に宅建を活かそうと思ったら、相応の覚悟と計画性が必要**です。 ちなみに受験の申込時期は7月、受験は10月、合格発表は12月のため、就活に資格を活かしたいという場合は、遅くとも大学3年生の初めごろには動き出している必要があります。 ### マンション管理士 マンション管理士は、マンションの管理について管理組合へアドバイスやサポートを行うときに役立つ国家資格です。主にマンションが劣化した場合の修繕や、住民同士の問題の解決について対応します。 宅建と同じく、受験資格はないため、学生のうちから取得可能ですが、難易度は宅建よりも高いと言われています。 宅建の合格に必要な勉強時間が300時間以上なのに対し、マンション管理士に必要な勉強時間は500時間以上。さらに、受験者のうち学生の割合は0.1%*と、ごくわずか。 宅建は2021年の学生合格者が5000人以上と、学生にも人気の資格ですが、マンション管理士を学生の内から取得している人はめったにいません。 不動産業界に就職するために資格を取得したい!という人は、まずは宅建に取り組むことをおすすめします。 ※平成30年6月1日公益財団法人マンション管理センター [「マンション管理士の業務についてのアンケート調査結果の概要」](https://www.mankan.org/pdf/chosa02.pdf)より ### ファイナルシャルプランナー(FP) ファイナンシャルプランナーも国家資格です。FPというと、生命保険や金融業で必要になるイメージがあるかもしれませんが、実は不動産業界でも、税金や金融の知識が求められるのです。そのため、FPの資格は不動産業界への就職にも役立ちます。 必要になるのは、不動産投資や相続のとき。 参考に、日本FP協会が2019年に出した[「金融機関等における FP 資格活用度調査」](https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M103734/201901102055/_prw_PR1fl_B6f7zVPA.pdf)によると、金融機関の約7割が、「FPの資格を保有している学生を評価する」と回答しています。 FP技能検定3級は、他の国家資格に比べて難易度は低いと言われており、必要な勉強時間は80時間~150時間。そしてFP技能検定3級に合格すると、2級も受験可能です。 FPは不動産業界だけではなく、他の業界にも求められる資格なので、チャレンジして損はありません。 ## 不動産業界は転職もしやすいって本当? 宅建もファイナンシャルプランナーも国家資格で、取得していれば他業種への転職も有利になります。 こういった資格を持っている人が多いため、不動産業界は転職がしやすいと言われています。 ## 不動産業界が抱えている課題 学生にも人気の不動産業界ですが、多くの課題も抱えています。ここでは不動産業界が抱えている課題について、簡単にご紹介します。 ### 地方と都市部で衰退と好景気の二極化 地方と都市部で、不動産業界の景気は二極化しています。 * **地方では、人口減少や少子高齢化に拍車がかかっており、売れない物件が増加** * **都市部では、不動産価格の高騰が続く** という状態です。 不動産業界を目指して就活をする場合は、業界研究をすると共に、その企業が手掛けている事業、どこを中心に展開しているのか、ここ数年の成長率など、細かく見ていきましょう。 念のため「地方での不動産業界の景気が低迷している」と書きましたが、これは地方を事業展開の拠点にしている企業が悪いと言っているわけではありません。 課題があるということは、その課題解決を求めている人がいるということでもあります。それはビジネスチャンスです。 逆に、景気のいい都市部に展開していくということは、ライバルが多いということ。景気が落ち着いたあとも、業績アップを続けられる企業かどうかを見極める必要もあります。 不動産業界だからいい、都市部に展開しているからいい、近年業績アップを続けているからいい、と一部だけ切り取って見るのではなく、業界研究・企業研究は総合的に行う必要があります。 ### テレワークの普及によって住宅需要が変化している 新型コロナウイルスの影響を大きく受けているのも、不動産業界の特徴です。テレワークが一気に普及して、働き方や住まいのあり方が1~2年で激変しました。 今まで仕事のために都内に住んでいた人は、テレワークが可能になれば、家賃の高い都心に住み続ける必要はなくなります。 住宅価格が安く、広いスペースを確保できる郊外に移った人も多く、東京の人口は今減っているのです。 先ほど、都市部と地方で景気の二極化が進んでいると書きましたが、変化の兆しがみえています。 ### オフィスの賃貸需要の減少 テレワークの普及に伴って、都市部から郊外に移り住む人が増えたと書きましたが、住宅だけではなく、オフィス賃貸の需要も変化しています。 従業員だけでなく、企業側も、高い家賃を払って広いオフィスを借り続ける理由がなくなっているのです。 新型コロナウイルスが収束しても、テレワークを続けると宣言している企業もあります。 ## 課題解決のために、新たな企業ができている 課題があるということは、その解決を望む人がいるということ。それはビジネスチャンスで、新規事業が拡大する機会です。 新しい企業や、事業が生まれるのは、社会にある問題・課題を解決するためです。 新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及、少子高齢化に伴う人口の減少など、様々な課題に直面している不動産業界。だからこそ、柔軟性とパワーに溢れたベンチャー企業が活躍しています。 ## 不動産のベンチャーが熱い!おすすめ企業4選 様々な課題解決に取り組み、業績をあげているベンチャー企業は多くあります。ベンチャー企業に特化した就活サイト、CheerCareer(チアキャリア)が、中でもおすすめの企業を厳選して4社、ご紹介します! ### 価値を創造、不動産リノベーション「株式会社アズ企画設計」 1棟まるごと、中古不動産をリノベーションして販売する株式会社アズ企画設計。 不動産販売、不動産賃貸、不動産管理、3つの事業で、1棟をまるごとバリューアップ! 扱う商材の価格は億単位。 新卒でも、10億の物件をリノベーションして販売できます。 詳しくはこちら ☞[https://cheercareer.jp/company/index/2849](https://cheercareer.jp/company/index/2849) ### AI技術を活用した不動産業界の先駆者「株式会社ライブズナビ」 空き物件が問題とされる中、株式会社ライブズナビが手掛ける賃貸物件の稼働率は、驚異の98%! それを可能にしているのは、最先端のAI技術。 20代で活躍する社員多数です! 詳しくはこちら ☞[https://cheercareer.jp/company/index/4303](https://cheercareer.jp/company/index/4303) ### 【 住宅×金融×Tech 】オンリーワンのサービスで業界のパイオニアに「日本リビング保証株式会社」 14年連続増収・右肩上がりで事業拡大中の上場企業! * クライアントと住宅オーナーをつなぐSaaSプロダクト「おうちマネージャー」 * 住宅オーナーが高品質な住宅を「資産」として残せるように誕生した「資産価値保証プログラム」 など、従来の住宅保証サービスにIT技術を組み込み、新たな価値を生み出しています。 詳しくはこちら ☞[https://cheercareer.jp/company/index/4304](https://cheercareer.jp/company/index/4304) ### 家のある人生をデザインする不動産×FPの独自スタイル「リアルパートナーズ株式会社」 「お客様の家ではなく、生活を売っています!」 リアルパートナーズ株式会社は ファイナンシャルプランニングと不動産取引を掛け合わせた独自のサービスを提供する会社。 横浜・川崎エリア不動産会社ランキングで、三冠受賞! * 売却サポート満足度№1 * 友人におすすめしたい企業№1 * 未公開物件提案力№1 問い合わせから引き渡しまで一貫してサポートできるため、将来不動産業界で独立開業したい人にもおすすめ! 詳しくはこちら ☞[https://cheercareer.jp/company/index/4238](https://cheercareer.jp/company/index/4238 )
この記事を書いた人
ayano
一般企業2社→公立小学校教員→フリーランス
できれば履歴書は(長くなるから)もう書きたくありません。
子供たちが、夢や目標をもって社会に出ていくことを応援するフリーライターです。

ハリネズミとポケモンが好き。
アイコンは小学校を辞めるとき子供がくれたミミッキュ。

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