証明写真

証明写真を撮る際、「この写真で合否が決まるかも」と身構える人も多いかもしれません。
しかしながら写真だけで合否が決まることは少ないです。証明写真で好印象を与えたいと考えることは間違っていませんが、それだけで選考結果が決まるようなことはほとんどありません。しかし、髪型が奇抜だったりスーツが乱れていたり、ネクタイが曲がっていたりするような非常識な写真の場合には、マイナス印象につながることがあります。
履歴書の写真は面接をする際の本人確認に利用されます。そのため、写真を撮るときに特に意識しなければならないのは、映っているのがひと目で本人だとわかることです。普段メガネをかけているのであれば、メガネをかけた状態で写真を撮りましょう。必要以上にメイクを濃くするなど、本人だとわからなくなるような工夫は避けるのが賢明です。

また、履歴書の写真は採用担当者の記憶を呼び起こすカギにもなります。大企業の採用担当者は1日に何十人もの学生と面接を行うので、名前だけでは誰だったか思い出せないことがあります。そのようなときは、履歴書の写真を見ながら面接での印象を思い出すのです。このように、写真で本人だとわからなければ損をする恐れがあるので注意が必要です。

証明写真以外にもスカウトをもらうためのプロフィールの写真についても同様に、自分の個性や特徴を伝えるためのツールになります。履歴書写真の素材を使用する学生もおりますが、企業は学生の人となりや個性も見たいと考えているため、プライベートな写真の方が好まれる傾向にあります。
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