2022.07.21
上海出身、入社1ヵ月のプロマネが思う「日本の良いところ」|胡 文軒(こ・ぶんけん)
アルサーガパートナーズでは、海外出身の正社員メンバーも増えています。胡は、上海の広告代理店のWebディレクターとして社会人デビュー。その後、某日系大手部品メーカーの中国拠点のマーケティング職として約4年間の経験を積んだ後、日本へ。前職のシステム開発会社を経て、2021年1月よりアルサーガへ入社しました。
ITの進歩が目覚ましい中国ではなく日本で働く理由、そしてアルサーガを選んだ理由について聞きました。
日本に来る前、上海で働いていた際に出張でたびたび日本を訪れるうち、「いつか私もここで生活をしたい」と感じたのがきっかけとなり日本へ来ました。
アルサーガに入社して思ったのは、個人の力が会社の状況を大きく左右することですね。大きな枠組みがない分、緊張感はありますが、自分の力で会社を成長させることができます。アルサーガの自由なベンチャー企業体質は、日本の未来を象徴していると思います。
やりたい方向を自分で決めて、上司と相談しながら、臨機応変にプロジェクトを進めることができる点に特に魅力を感じています。
上海でのWebディレクター時代には、クライアントのWebサイトを成功させるため、フロントエンドとバックエンドの開発のまとめ役をしておりました。また、マーケティング職時代にも同様に、コーポレートサイトの制作や更新などを経験し、さまざまな関係者と協力しながら業務を進める機会が多くありました。
アルサーガでも、これまでの経験を生かし、お客様の成功に結びつくような仕事がしたいです。
中国と日本の両方で業務経験してみて、中国の一番良いところは、決定スピードが速いところです。いったん挑戦してみて、不具合があれば試行錯誤を重ねながら、プロダクトを完成させていく傾向があります。例えば、開発スピードが求められるスマートフォンアプリなどは中国が発達していますね。一方、日本では、良いプロダクトをとことん追及しながら2~3年かけて1つのものを作りあげていっています。品質を徹底的に追求する姿勢など、中国ではあまり見られないところをリスペクトしています。中国のスピードと日本のクオリティを融合すれば、これまでよりも良い結果が生まれると思います。
これからは、これまでの経験で培った中国のIT関連のノウハウを、日本のビジネスに活用し、お互いのいいところを融合していくようなプロジェクトをつくりあげていきたいですね。