市況分析
公開日:2023年04月03日
更新日:2023年04月12日
新卒でIT業界への就職はできる?求められる資格や能力も解説
「新卒でIT業界への就職って難しい?」
「文系でもIT業界へ挑戦できる?」
といった疑問を抱えていませんか?
そこで、この記事では就活サイトである「[チアキャリア](https://cheercareer.jp/docs/about?key=f435ecf0aa23069a3fb789817d10511e)」が専門的な観点から**IT業界への就職**について解説します。
具体的には
* IT業界とは
* IT業界で求められる人物像
* IT業界への就職におすすめの資格
* 新卒でIT業界へ就職するためのポイント
の順番にご紹介していきます。
この記事を読めば、IT業界への就職について理解が深まりますので、ぜひご活用ください。
## IT業界とは
IT業界への就職を考える学生は、いま一度ITについておさらいしてみましょう。
この章では、次の順番でIT業界を紐解いていきたいと思います。
### IT業界の主な分野
IT業界は大きく分けて次の分野があり、それぞれ特徴が異なります。
#### システム開発
<内容>
**企業が業務で使用するシステムを開発する**分野。
要件定義に始まり、設計、プログラミングを経て運用が行われるのが一般的。
SE(システムエンジニア)やPG(プログラマー)などが、システム開発に該当する。 <具体的な業務内容例>
システム開発と異なり、サービス開発から提供まで一貫して自社で行うことが多い。 <具体的な業務内容例>
### 論理的な思考力を持つ人
IT業界では、**論理的な思考力を持つ人*が重宝されます。
論理的思考とは、わかりやすくいうと「事柄を結論と根拠に分けて正しく理解すること」です。
例えばプログラムにエラーが生じた場合は、原因を追究しなければいけませんし、顧客が問題を抱えているときは原因を理解してから提案をしなければいけません。
論理的思考力のある人は、説明する際も説得力ある伝え方ができるようになり、顧客からの信頼もグッと高くなるでしょう。
### コミュニケーション能力の高い人
IT業界へ就職するなら、**コミュニケーション能力**も大切です。
ITと聞けばデスクワークが中心のように感じる方が多いかもしれませんが、社外では顧客ニーズの聞き取り、社内ではチームで情報共有をしなければいけない場面が多々あります。
全体を指揮するプロジェクトマネージャーの立場になれば、コミュニケーション能力はほぼ必須の能力と言えます。
### ITの専門知識がある人
**IT分野に関して専門知識のある人**は、自身に付加価値がつき社内でも頼りにされる存在となるでしょう。
とはいえ、新卒では専門知識が身についていないことがほとんどです。
新卒の場合、まずはIT分野の基礎となるソフトウェアやハードウェア、データベース、ネットワーク、セキュリティといった基本知識を身につけるところから始めましょう。
## IT業界への就職におすすめの資格
未経験や文系でも就職できるチャンスがありますが、資格を取ることでライバルに差をつけられます。
ここではIT業界への就職におすすめな3つの資格を紹介します。
### ITパスポート
一つ目が国家資格である「ITパスポート」です。
**ITと経営全般に関して総合的な知識**を有している証明となる資格で、IT業界に関連する基本的な知識が習得できます。
文系の人が取得しやすい資格としても知られていて、ITに関する資格の中では難易度は低いと言えます。
☞[ITパスポート](https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/?topbana)
### 基本情報技術者試験
次にITパスポートの上位資格にあたる「基本情報技術者試験」です。
ITパスポートで問われる内容に加え、試験では**実践的なソフトウェアの技術的な知識**が問われます。
試験範囲の広さが特徴で、基礎理論やコンピュータ構成要素、ソフトウェア・ハードウェアなど23項目から出題されるのが特徴です。
IT業界への就職に必須な資格ではありませんが、取得すれば入社後に業務を理解するスピードが上がる効果が期待できます。
☞[基本情報技術者試験](https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html)
### 情報セキュリティマネジメント試験
最後に同じくITパスポートの上位資格である「情報セキュリティマネジメント試験」です。
**ITを活用する上で守るべきルール、セキュリティに関する専門的知識*が備わっていることの証明となります。
サイバーセキュリティを専門とする企業への就職を考えている方におすすめです。
☞[情報セキュリティマネジメント試験](https://www.jitec.ipa.go.jp/sg/)
## 新卒でIT業界へ就職するためのポイント
新卒でIT業界へ就職するためのポイントは、主に次の3つです。
### 資格取得を目指す
先ほども紹介しましたが、**資格取得**を目指してみましょう。
新卒の多くは未経験から入社することになると思いますが、資格があれば知識面で他のライバルと大きく差をつけられるからです。
また単に資格取得は能力の証明だけでなく、取得までに努力を積み重ねてきたという粘り強さをアピールできます。
資格取得までに計画したことや工夫した点、乗り越えたことなどは自己PRでも強力な武器となるでしょう。
### 積極的にインターンへ参加する
就職を有利に進めるために、積極的に**インターン**へ参加してみましょう。
インターンに参加することでIT業界に関して知識が深まり、選考で話せるエピソードが増えるからです。
「IT業界を志望した理由」や「入社後やってみたい仕事」などについて面接官が納得できる形で話が進められるでしょう。
また長期インターンで実務に関わることができれば、ITに関する基礎的なスキルが備わり、即戦力と期待されて内定のチャンスが高まる可能性もあります。
### IT・エンジニアに強い就活サイトを利用する
**IT・エンジニアに強い就活サイト**を利用するのもポイントです。
いわゆる業界・職種を得意とする特化型の就活サイトは、その分野のプロフェッショナルが集結しています。
IT・エンジニア業界の動向を教えてもらうことはもちろん、知識が豊富なため開発環境やプログラム言語といった専門的な内容でも相談ができます。
またES(エントリーシート)の添削や面接対策まで実施してくれるサイトもあるので、気になる方は一度チェックしてみましょう。
## IT業界への就職を考えている人はチアキャリアにご相談ください!
今回はIT業界の就職についてお話をしました。
IT業界は人材不足が問題となっていて、やる気や熱意を持ったポテンシャルの高い新卒なら、ぜひ採用したいと考えている企業も数多くあります。
「専門知識がない」「文系だから」と諦めることなく、興味のある方は今回の記事も参考にしながらIT業界への就活を目指してみてはいかがでしょうか。
IT業界への就職なら「**チアキャリア**」にお任せください!
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- IT業界の主な分野
- 人手不足のため就職できるチャンスがある
- IT系は文系でも就職可能
要件定義に始まり、設計、プログラミングを経て運用が行われるのが一般的。
SE(システムエンジニア)やPG(プログラマー)などが、システム開発に該当する。 <具体的な業務内容例>
- 従業員の勤怠管理システム
- 顧客情報管理システム
- 売上管理システム
- 在庫管理システム
- 放送のアーカイブ取得システムなど
システム開発と異なり、サービス開発から提供まで一貫して自社で行うことが多い。 <具体的な業務内容例>
- ホームページの作成
- ECサイトの運営
- 健康を管理するスマホアプリなど
- 論理的な思考力を持つ人
- コミュニケーション能力の高い人
- ITの専門知識がある人
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- 資格取得を目指す
- 積極的にインターンへ参加する
- IT・エンジニアに強い就活サイトを利用する