東邦大学 理学部 下神 楓

卒業年度 2021卒
理系,エンジニア,自己分析

大学時代について

大学時代は理学部の情報科学科にてエンジニアリングやシステムについて学んでいました。

元々高校の時からインターネットの世界に触れることが好きだったことや、
新しい技術やサービスにワクワクしていたので、その頃からぼんやりと将来は何かを作ることに関わりたいな、と思っていました。

実際に初めて自分でプログラミングをして、システムが動いた時の感動はもの凄く、その時点でどんな職種に就きたいか、ということは決まっていたのだと思います。

また、「何かを創り出したい」という気持ちと同時に、それが「人の役に立つもの」だといいなと考えていたのですが、入学当時は「人の役に立つもの」とは何なのかの立体的なイメージがつかなかったため、ボランティアサークルに入り、様々な現場に足を運びました。

同時にアルバイトでも接客業を中心に働き、お客さんの声を直接もらうということを繰り返していく中で、何を日々改善するべきか、何をしたらもっと喜んでもらえるか、といったことに思考の時間を使っていました。

特にボランティアで、身寄りのない子供たちに絵本の読み聞かせをしたりする中で、自分がこれから社会の一員になる中で、何を考えて「人の役に立つもの」を創っていきたいのか、それがどんな人に感謝されるものなのかを意識するきっかけになっています。

就活スケジュール

1. 2020年1月に業界研究と自己分析をスタート

2. 3月からキャリアエージェント経由で企業情報の収集

3. 4月にかけて説明会に20社ほど参加

4. 大学4年6月現在、内定獲得。就活は一番ベストな選択肢を考えるためにもう少し継続。

就活の軸

今は「開発をする仕事であること」と「一緒に働く人が心地いいか」という二つの視点で就職活動を続けています。

就職活動をはじめたころはかなりふわふわした状態で「IT業界で世の中のために」ということを考えていたのですが、具体的なことや突っ込んだことを聞かれると悩んでしまうという感じでした。

そこで4月頃からは、自分で考えても分からないことをそのままにしておいても、良い就職活動にはならないと考え、キャリアアドバイザーの方にもアドバイスをいただきながら、自分のやりたいことの具体的な中身に色をつけていきました。

エージェントさんも人によって大切だと思う軸が違っていたり、大事にしている価値観が違う中で、自分自身の価値観を客観的に見ることが出来て、そこから自分にしかない軸や価値観を考えるきっかけになり、本当に感謝しています。

単純にエンジニアといっても様々な形がある中で、やはり私は「開発」にこだわりたい。

働くうえでコミュニケーションを通じて学び、成長することを大切にしているからこそ「一緒に働く人」を重視したい。

そういった自分の本当に大切にしていることの言語化や、その裏の理由や背景まで考えていって、自分でも気づくことのなかった自分の中にある価値観に出会うことが出来たのは、就職活動のおかげですし、本当に実りのある時間を過ごせたと思います。

将来どうなりたいか

「たくさんの人が使う、世の中が便利になるプロダクトを創ること」
これが私の将来の夢です。

SF映画で観た、まだ無いシステムのように
高校生の時に心が踊った、あの新サービスのように
勿論、そんな誰もが見たことがないものを創ることにも憧れはあります。

ただ、私はそれよりも私が武器にしたい「現場の声を拾う力」
これを使って、今あるものがさらに便利になるような。

ちょっとした不満が解消されるような。
あったらいいなに手が届くような。
そんな、誰かのために向けられたプロダクトを創りたいと思っています。

そのためには、社内外に頼られる存在になりたいですし、
それは自分の強さを磨いていくことで到達できるものだと信じています。

また、周囲の役に立とうとする思いやりの気持ちを忘れないようにすること。

普遍的なフレーズかもしれないですが、この姿勢はどんな仕事においても絶対に必要だとは思いますが、私は自分のなりたい姿のために、これを大切にしています。

ベンチャーを選んだことも、日々変化の激しい中で常に様々な「声」に耳を傾けながら、常に挑戦することの出来る環境があるからだと思ったからです。

「何かちょっとした新しい便利」を創るときに、そのプロジェクトに真っ先にアサインされるような、そんな素敵なエンジニアになりたいですね。