面接対策 2020.06.02
すぐ実践できる面接対策〜視線と声〜
人の第一印象は3~5秒で決まると言われています。
印象を左右するのは見た目/表情/しぐさ/視線等の視覚情報と、声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等の聴覚情報。
イベント会場での出会いやWebエントリーを第一印象とするならば、説明会参加や面談は第二の印象、
続いてインターンや企業開催のイベントへの参加などを重ねることにより
採用担当者はあなたについてより深く理解したいと考えています。
第一印象での身だしなみや言葉遣い、表情などに加えて、次のコンタクトでは
あなたという人材についての情報が追加されていきます。
双方が内定、就職ののち一緒に働く同僚を探しているのです。
面接対策として自己PRを真剣に考えることはもちろんですし、採用担当者も実績や評価を知りたいとも考えています。
用意したアピール内容を応募企業すべてで繰り返すのではなく、関わった企業とご自身の経緯と将来を視野において
ぜひ面談に臨まれてください。
就活面接では話内容の以前の重要なポイント、
すぐに実践できる面接対策として、今回は視線と声についてご紹介していきます。
## すぐ実践できる面接対策〜視線と声
面接では話の中身だけでなく**「視線」と「声」が重要**です。
「なぜ面接なのか」を深く考えてゆくと理解できる話です。
話の中身が重要なのであれば質疑応答をネットでやりとりしたり電話でやり取りしてもいいはず。
就活生ににわざわざ会いにきてもらい、ほぼ例外なく対面という形で行われるのが面接です。
それはあなたの「目」と「声」を生で見て聴きたいからなのです。
**視線で大事なことはなによりも面接官の目をしっかりと見ることです。**
**面接官が複数の場合はひとりも漏らすことなく一度は視線を送ることです。**
### 好印象な目線のやり方
面接中、目線は最初と最後はしっかりと面接担当者の目を見ます。
自分が話しているときは、あまり見つめるすぎると圧迫感を与えてしまうため、
数秒目線を合わせたら、数秒外すを繰り返しながら話しましょう。
目線を外すときは面接担当者と自分の間にある空間に目線を合わせてください。
相手の目を見ると緊張してしまう人は、面接担当者の眉や眉間など目元付近の部分を見るようにしましょう。
声で大事なことは単に大きいことではありません。
その**張りや抑揚、速度**です。
### 話すスピード
面接では緊張のあまり早口になってしまいがちです。
早口は聞きとりづらいだけでなく、自信のなさや落ち着きのない印象を与えてしまいます。
話すスピードは1分間に300文字程度が良いとされており、
単純計算すると10秒間に50文字話すぐらいの速さです。
例えば「私が御社を志望した理由は御社の革新的なサービスを知り、感銘を受けたからです。」
を10秒で話す速さを心掛けてください。
今回はテクニックについて触れてきましたので
「面接前に練習や対策をやってみると少しは心落ち着いて
お話しやすいのではオススメあれこれ」をお伝えできればと思います。
### 1:面接の質問に対する内容を予想しておく
面接時で急に質問をされ、緊張で頭が真っ白になって上手に答えられなかった、
なんてこともあるのでは?
大体の面接時の質問を予想し、自分の中に落とし込んでおくと
たとえ緊張して頭が真っ白になっても
言う方向性、大体の道筋は自分の中にあるので発言しやすいかと思います。
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【質問例】
・志望動機はなんですか
・入社して何をしたいか
・学校で何に取り組んでいたか
・あなたの長所、短所を教えてください
・なにかご質問はありますか
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面接での大体よく聞かれる質問事項は、
**「あなたについて教えてください」**というもの。
事前に面接の質問を予想し、返答を考える時
まずは自分自身で振り返ってみて、
「こんにちははじめましてこれが自分です!よろしく!」と
自分を紹介するイメージで考えてみると、答えやすいのではないでしょうか。
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### 2:実際に行うように面接練習をする
面接時を予想し、どのように答えるかを、頭でシミュレーションするものの、
いざ本番!となると、実際にはシミュレーション通りにはならず
こんなはずでは、と落ち込むことも。
そもそも面接なんてこれまでほとんどやったことないし、
そりゃ緊張もするし、上手く話せませんよね、と後々さらに落ち込むことも。
大丈夫です、経験値は自分が行動すれば作れます。
ほとんど面接の経験がなければ、**本番同様の面接練習をすればよい**のです。
友達同士でやるのもよいでしょう。
どちらかが面接官役で、交互に行い練習するのもよいでしょう。
ポイントは
「照れずに両者とも本気で面接をする」こと。
面接する側も、面接官になってください。
予想でも大丈夫。本気で一緒に働きたいヒトを探してください。
面接される側も、本番同様に練習を行ってください。
### 3:自分の言葉で、自分の思いを話す
面接の質問を事前に予想し、
実際に面接を行うように練習する。
上記2点行えば、自分自身の経験値となり
少なからず自信が持て、緊張も和らぐはず。
面接時で一番大切なことは、
**「自分自身の言葉で話すこと」**
緊張する時って
「上手に答えられるだろうか」とか
「こう聞かれからこう返さなきゃ」とか
少し自分自身に大きな義務や不安を与えすぎて、
自分自身で体を怖ばわせていることも多いのでは。
日々自分の中に、
「これが得意」とか
「こうなっていきたい」とか
大きな道筋を持っていたり、またはそれを少なからず知っていたりする。
たとえ緊張していたとしても
その大きな道筋を持っていたり知っていれば
いろんな方向から質問を飛んできたりしても、
「自分はこれが得意なこと」「今後こうなっていけたらと思っている」ことを
自分の言葉で答えられると思います。
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他にも緊張を和らげる方法として
「人という字を3回書いて飲み込む」とか
「面接官をじゃがいもと思う」とか
色々言われておりますが
実際自分に合った緊張の和らげ方も、取り入れるのもよいと思います。
自信を持って、自分の言葉で発言できることが、
面接時の緊張を和らげる方法なのではと思います。
ぶっつけ本番で大丈夫!という方も、一度試してみてはいかがでしょうか。