【中編】早稲田大学卒業後メガバンクに就職した私が現在設立5期目のベンチャー企業にいる理由

2019.03.20

【中編】早稲田大学卒業後メガバンクに就職した私が現在設立5期目のベンチャー企業にいる理由

3.転職を決めたきっかけ
2年目になった頃から『このままで大丈夫かな』と考えるようになりました。
ネットニュースではメガバンクの人員整理の話が話題になったり、フィンテックだのAIだので人の仕事が無くなるとかいう話もみる機会が増え…。
そこで初めて『自分の将来』について考えるようになりました。
それまではなんとなく大手メガバンクで、自分の家族と同じような幸せな家庭作って、子供は有名私立の大学に行かせて、就職する頃には自分も定年退職して第二の人生歩んで、とかを想像していたのですが、変化の激しい今の時代で果たして今のこの仕事を続けることが、そういった自分の将来の実現に繋がっているのか、と考えるようになりました。
実際今の自分の仕事は、新規営業は一切無し。
いわゆる契約していただいている企業さまのルートセールス。
困ってることありませんかと聞いて回る毎日。
しかし困ってることがあっても、大手なのでそりゃ自由度はありません。
厳格なルールの中で、この仕事ならこの部署へと仕事の細分化もされています。
もちろんキャリアを築くこともできますが10年単位。
現在24歳であと6年しかない。
あと6年間この仕事を続けることが自分の未来の実現に繋がるかと考えた時に答えはNOでした。
そんなこともあり、休日に学生時代大手しか見ていなかったので、試しに真逆のベンチャー企業の説明会でも受けてみようと新卒に混じって参加しましたのですが、そこで人生180度変わったんです。
自分と同い年の人事の方が、会社のビジョンについて熱く語りその中で人事の方がどんな想いで働いていて、それでいて一緒にビジョン実現するための仲間集めに本気であることを100名くらいの就活生に対して語っていて。
純粋にかっこいいなと思うとともに、今の自分とこの人事の方を比べた時に、勝てないって思っちゃったんです。
名門私立をエスカレーターで上がり、一流大学に入り、一流企業に入り、正直同世代の中で自分は『勝ち組』なのではと思っていました。
しかし名前も聞いたことない企業で熱く語る同い年のこの人事の方の方が人間として圧倒的に勝っている。
その瞬間に転職を決めました。



続く…

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