《大手企業との違和感と挑戦》
大学卒業後は皆さんも知っているかもしれないある大手企業に就職しました。
「一生懸命に仕事をして成果をあげたい」
信念をもっていた私でしたが、
入社して気がついたことは、その会社に年功序列の風土が根付いていたこと。
入社して数年で自分の思い描く将来とのギャップが見えてしまったのです。
元々挑戦意欲は高い自負はあったので、
次に描いたビジョンは『起業』という未知の可能性。
起業を決意して次に入社したのはIT系のベンチャーです。
まだインターネットもそんなに普及していない頃、
「システム開発」という言葉の可能性の高さに惹かれて入社を決めました。
社員十数名の規模だったので職種を問わず様々な業務を経験することができ、
仕事は本当に楽しく、貪欲に挑戦させてもらいました。
そして様々なプロジェクトに関わっていく中で感じたことが
「最先端の技術を使える技術者」の圧倒的人材不足。
これからのIT業界を成長させるには
もっと技術者を養成しないといけないという思いを強く感じました。
そして、30歳になる前に自分で勝負をしようと考え、独立したのが27歳の時です。
《当社スタイルの確立》
設立当初のメンバーはわずか3人。
ここまでくるにはやはり多くの苦労がありました。
ピンチも多くありましたが、団結力は強かったため、
「逆にこれチャンスだよ」などと皆で励まし合って乗り切りました。
その当時の経験から生まれた仕事のスタイルが「顧客感動」という考え方です。
皆さんがどこかのお店で昼食を食べ、
それなりにおいしくてお腹が満たされれば「満足」はするでしょう。
しかし、翌日は「昨日もここで食べたから、別のお店にしよう」
となることがほとんどだと思います。
しかし、もしお客様に「感動」を与えられたならば、
翌日も来店してくれるかもしれません。
私たちが目指しているのはこの
「またエイム・ソフトでお願いしたい」と感じてもらうこと。
どんなシステムを作るのも、使うのも「人」です。
本当の仕事はパソコン上にはありません。必ず目の前にお客様がいます。
エイム・ソフトはIT企業でありながらも、
常に相手となる「人」の立場に立って仕事を創り上げていきます。
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